Single Woman #2

前回に引き続き、「こんな学園みたことない!」の主題歌、奥田圭子さんの「Single Woman」について書かせて頂きます。まずは2番の歌詞を、前回同様に「夜のヒット曲」からの画像引用しながら紹介します。

Aメロ



Bメロ↓


Cメロ↓


ここから、「Single Woman Aha Aha」、「Single Woman Aha Aha」とサビです。(圭子さんの画像は1番からです。2番は何故か空撮の映像入ります。)


この後、間奏ですが、間奏にも金管系のソロが出てきます。遠くに届けるような・・、見えない未来を見ようとしている伸びのあるいい音です。サビともAメロともかぶらない、秀逸なアドリブのような演奏です。アレンジは大事だなとつくづく思います。ドラマのオープニングはこの演奏で終わりますので、聞き覚えのある方も多いと思います。

このあたりのアレンジは編曲を担当された鷺巣詩郎さんなんでしょうね。この曲を耳心地よく仕上げているのは、鷺巣さんの力も大きいと思います。鷺巣さん、都はるみさんやMISIAの楽曲から、中央競馬の馬場入場ソングまで手がけたりと守備範囲広すぎです・・。
因みに鷺巣さんのお父さんは、昨今「半分、青い。」で突然フィーチャーされた「マグマ大使」や、「風雲ライオン丸」、「電人ザボーガー」等で有名なピー・プロ社長のうしおそうじさんです。


ピー・プロでお父様のお仕事も手伝ったりされていた鷺巣さんが、変身ヒロインの登場する「こんな学園みたことない!」の主題歌の編曲担当されているというのも面白いですね。鷺巣さんはワルキューレさやかの登場を認識されていたのでしょうか?

残念ながら、「夜のヒット曲」はこの間奏の前で終わってしまいますが、そして、曲は間奏の後、1番のCメロからのリピートの後で、フェードアウトしていきます。

改めて1番と歌詞を比較すると、2番の歌詞は、独りで生きていくことの決意表明の様にも思えます。


そう思いながら、見ていると衣装もそういう視点でまとめられている様に感じてきました。
リアルタイムで見ていたときは、正直、1番の衣装はあまりお似合いでは無く、2番の衣装は圭子さんらしいなと思ってました。ただ今回改めて見直して、1番の衣装は敢えて圭子さん自分のイメージに合わないのを承知で着られてたのかな?と考えてます。


つまり、1番の衣装は嫁ぐ日を思い、赤と白と言うもっともおめでたい取り合わせの衣装を着て、髪型も元気に決めてみたけど、自分にそぐわない。そして自分らしい衣装をまとったのが2番という解釈できるかなと思ってます。

そんな2番の衣装は、黒ハイネックワンピース、オーガンジー調のサッシュリボン。ロングフレアーからのぞくのは白っぽいストッキングに黒ローファーです。

髪をまとめてハットをかぶりパールのフープイヤリングをアクセントにしています。メークもブラウン系で大人っぽいです。正直似合いすぎて、圭子さんのポテンシャルの高さを際立たせてます。(飛ばし気味ですいません。あくまで個人の感想です)
そして、当時雑誌に載っていた、大きな襟のブラウスにベストの圭子さんが素敵な「Single Woman」の広告です。
「生き方も着こなしの一つだと思う。」というコピーも、歌詞を振り返ってから見ると非常に完成度高いと思います。

圭子さんとしても「家族」以来、約1年半ぶり、そして移籍第一弾としてかなり力の入った作品だったと思います。
一流のスタッフによる楽曲、難しい歌のニュアンスを丁寧にそして可愛らしく歌いあげている圭子さん、と非常に完成度高く、発信側としては隙のない作品だと思います。一方で完成度高いがゆえに、当時の我々の様な世代の様なアイドルレコードを買う顧客層には響きにくかったのかもしれません。つくづく残念です。

そして、改めて「こんな学園みたことない!」を全話見たうえで、この曲を聞き返すと、さやかが最後に鳩山との別れを選択した事が重なり、主題歌としてこれ以上の曲は無い様に思え、非常に切ないのですが、日曜19時のドラマにはハイブロウすぎたでしょうか。そう思うと、オープニングのさやかの笑顔が切ないです・・。

なおこの曲とB面の「青い蜜蜂」のみが、CBS SONYでの作品の為、ネットでも聞けませんし、たまにアップされてもすぐ消されてます。(その他の奥田圭子さんの楽曲はオリコンミュージックストアでダウンロードもできます。)

ただ、アップされている楽曲が消されるという事は、自社の曲と認識頂いていると前向きに捉えてます。
SONYはEMIを買収、今後、更に音楽配信に力を入れるとのことですので、是非、「Single Woman」と「青い蜜蜂」も、是非、ハイレゾで配信頂ければと思います。皆様が、気軽に聞く環境整えばきっと再評価される曲であると信じてます!!とか書いていると、興奮収まりませんが、明日は普通に社会生活ですので、今日はこのあたりで。それでは次回も宜しくお願いいたします。
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Single Woman #1

ご訪問頂きありがとうございます。
ここ3回は、完全に旅ブログと間違えられそうな状態になってましたので、今回は勝手にハードルを上げてみて、奥田圭子さんの歌について書いてみたいと思います。奥田圭子さんの楽曲としては、「プラスティック」が取り上げられること多いですね。もちろん、「プラスティック」も大好きなのですが、あの曲は圭子さんというより、どうしても制作側の視点で語られがちです。

このブログとして圭子さんの代表曲といった場合、独断ではありますが、やはり「Single Woman」になるのでは?と思います。想いが熱すぎるので、冷静に語るの難しいのですが、できる限り、客観的に楽曲に対してまとめてみたいと思います。まず歌詞から振り返りたいと思います。今回の画像は結構貴重なものだと思うのですが、当時、よみうりテレビの週末の深夜、「夜のヒット曲」という番組があり、「Single Woman」のプロモが流れていたものからまとめます。

今では少なくなったカラーバーの直前の番組だったので、見てる人少なかったと思いますが、受験終わって、ダラダラしてた時に、たまたまこの番組見つけ、小躍りでなく、大踊りくらいした記憶あります。

さて、そこから画像を引用させて頂いた画像と共に、まず歌詞を追って頂きたいと思います。
まずはサックスのストリングの様な・・。おそらくはシンセサイザーのイントロが盛り上げます。Single Woman というスキャットに合わせ、圭子さんの「Aha」という合いの手が入ります。(下はAhaの部分の圭子さんです)


↓まずAメロです。 


↓Bメロ 


↓Cメロ 


 

ここからサビで、今度は圭子さんの歌声で「Single Woman Aha Aha」 と2回続きます。

この番組には以下の紹介も入ります。因みに実際に放送見られていた方、このプロモを別の機会で見られていた方いらっしゃれば是非コメント頂きたくお願いします。

 
でも プロポーズ そう された時、何故拒んだの・・の部分でエコーを入れてメリハリを出してます。
圭子さんの声質が低めなのでサビに対してAメロのキーが低くなってます。低音は穏やかに聴こえますが、その分大人っぽい印象です。タイトルにはピッタリですし、歌唱も情感こもっていてとても素敵なのですが、逆にアイドルの楽曲という印象薄くなってしまい、営業的な面で苦戦してしまった一因なのかもなと思います。

この曲は、皆様ご存知の様に、作詞 松本隆氏、作曲 筒美京平氏コンビの作品です。コンビでの作品としては
「木綿のハンカチーフ」「東京ららばい」「スニーカーぶる~す」などがあります。

しかも、お二人とも紫綬褒章受章とすごいコンビです。冒頭でスタッフ側の視点で・・みたいなこと書きながらなんですが、本当に圭子さんの楽曲は制作陣に恵まれてます。一例あげれば「心は Strange Blue」なんて歌詞はなかなか凡人には出ない発想と思いますし、その歌詞を耳触りよく歌われる圭子さんもさすがの対応力です。
それこそ「Single Woman」が「木綿のハンカチーフ」の様に歌い継がれる曲になっていた可能性もあるかなと妄想してます。このコンビの作品を圭子さんの歌声で聞けたのは、とても幸せな事と思います。

因みにJoy Soundでは「Single Woman」歌えますので、宜しければ是非トライして下さい。自分は、去年のGW明けから、30年目のさやか先生ロスになってましたので、M君とカラオケに行った時、現在歌える圭子さんの曲である「Single Woman」と「夢ください」だけを唄ってました。

自分たちの次に入った人がりれきをチェックすると、Single Woman →M君→夢ください→M君→Single Woman・・・となってた筈ですので、結婚式の余興の練習かと思われた可能性がありますね。結婚式に送るにはあまり歌詞が相応しくないかもしれませんが・・。

次回、2番の歌詞(画像付き)、ここでの衣装についても更に紹介させ頂きたいと思います。
それでは、次回もよろしくお願いいたします。

プロフィール

夢 時次郎

Author:夢 時次郎
奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」30周年を記念し、レビュー実施しました。関連する記事、画像につきましては、時代背景をご理解頂く為に引用させて頂いております。全24話詳細レビューは書庫”全話レビュー”にあります。
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