16話 ㊙カンニング作戦教えます。その2

CM明け、怪我をして倒れているところを皆に助け出されている松平。松平の横にはキャビネットが倒れている。
相変わらず、竹中さんの顔芸すごすぎます。夢に見そうです。

階段の上で、浩司が泣きながらテグスを引っ張っている。それを上から見ている明。
職員室 ひみこを先頭に、教頭、国枝、さやかが入ってくる。「足が骨折じゃ、これはテストの監督は無理ざますね。」、教頭「では一条寺先生、それではあなたが代わりにテストの監督を行ってください。」

さやか「私、駄目です。これから2年C組の授業があります。」、国枝「じゃあ自習にしましょう。」、教頭「そうこのテストは是非やって頂きます。2年A組がクズでは無いという事を一条寺先生が責任をもって証明なさると断言したわけだから、ここは先生がやるのが一番ですな」、そのやりとりを職員室の前で聞いている浩司、更にその浩司の不審な行動を陰から見ている明。

日吉を先頭に、青葉コンサルの面々が浩司を囲み、学園内に入ってきている。8話の高校生や、6話のラーメン屋の親父そっくりの人たちがいます。浩司の案内でトイレで機材をセットする面々。

「ねえ、中止できない?」と日吉に懇願する浩司、日吉「ここまで来て何言ってんだ!いいか、もう一度言っておく。カンニングのクライマックスになったら、手筈通り、教頭がやってきて、全てを暴く。それまでお前はじっとしとけばいいんだよ。わかるな。段取りは」、そのやりとりを聞いている明。この方が、細川 明さんという方です。よく当時のテレビ雑誌の劇団の広告に、「こんな学園みたことない!」出演ということで出られてました。

また、トイレの個室の中で、試験問題と通信器具のセットをする青葉コンサルの面々。なんかこの人たちの仕事も地味に大変です。これも時代だと思いますが、トイレは全て和式です。

教室、さやかが入ってくる、少し遅れて教室に入る浩司と明、「早く席に着いて。ではテストを始めます。最初は数学ね」と問題を配りはじめるさやか。ポケットから電卓を出すミカ、液晶テレビをセットする友竹、力子。問題を解きだす面々だが、ミカは電池切れで電卓が使えない。そもそもこんな電卓で因数分解とかするのに役に立たないでしょうし、このころでも既にソーラー電卓が主流だったと思いますが・・。また、友竹は袖口に仕込んだマイクから問題を読み上げている。その解答内容をビデオで写して液晶テレビに飛ばす手下。

また別の手下は一郎に、二次方程式の解答内容をマイクで読み上げて伝えている。一郎は優秀な筈で、こんな友竹主導のカンニングに加わる必要なかったのでは?と少し疑問です。またこれらのカンニング手法、当時としてはかなりハイテクで、高コストです。
巡回するさやか、頭に鳩山の「起こってから考える。」という言葉が浮かぶ、さやかの心の声「このカンニングがそれかな?待って!まだまだ何か起こるわ。」、明が紙にメモを書いて皆に回す。そのメモを見て浩司を睨む友竹。更に力子やミカにもメモは回り、液晶テレビや機材を教室の外に放り出す面々。

一連の動きを見て「ほ~ら、始まったぞ。何かが」とさやかの心の声。
この頃、液晶テレビは画面も小さい割にだいぶ高かったのでもったいないことするなと思った思い出があります。

突然、映像が映らなくなったことに戸惑う手下たち。日吉、各個室に確認に行く。そとで見張っていた元高校生の手下(違)、同じように覗き込み、日吉が突然出てきた反動で思い切り、鼻をぶつけて悶絶する。

再び教室、突然立ち上がる友竹、「もう我慢できない、先生糞だ!答案出来たよ。」と言い、浩司を引っ張り出す友竹、「俺も」と言いながら立ち上がる明、良太たち。さやか「ちょっとみんなどうしたの?答案出来たの?」と確認しながら、「これだな。よーし」と心の声でつぶやく。実際、これでは無いんですが・・。結果オーライでしょう。

学園長室、学園長「私の留守中に許可も得ずに再テストとはどういう事ですか?」、教頭「申し訳ございません。一条寺先生に強引に押し切られまして。」、学園長「さやかさんに?」、教頭「私は止めたんでございますよ。」、学園長「そうですか?何を考えてるのかしら、あの子?」、教頭「まったく、私ちょっと見回ってまいります。」と学園長室を辞する教頭。思わず学園長、「あの子」と言ってしまってますが、悪事遂行に気がいっている教頭、全然気づいてません。

教室に向かおうとする教頭の前を、友竹以下2年A組の男子が歩いている「どうしたんだ?テスト中だろうが?」と注意するも、「うるせえよ」と返され、ムッとするも、浩司が連れて行かれてるのに気づき、顔色が変わる教頭。

青葉の事務所、電話に出る青葉「何?失敗だと、バカバカバカ。」、教頭「甥っ子が連れていかれちまったんですよ。きっと全部バレたに違いないんだ。学園長どころじゃありません。私のクビが危ないんです。」、青葉「そんなこと知るもんか。自分の始末位、自分でつけろ!何、助っ人だと。」、教頭「青葉コンサルタントの事もばれますよ」と開き直る。青葉「どうして、どうして、どうして」と怒る。青葉さん、気持ち高ぶると同じ言葉を3回言う癖あるみたいです。

テスト終了のチャイムが鳴る。テストを集めながら、「次は英語のテストですからね。遅れないで時間通りに教室に入るのよ。いいわね」と走って去っていくさやか。答案を職員室の机に置いて、理科室や校内を走って友竹達を探すさやか。答案を机の上に置きっぱなしなのもいいのかな?という気はします。

屋上、友竹が浩司に制裁を加えている。それを校舎の陰から見ている教頭。そこにさやかがやってきて、隠れる教頭。「止めなさい。友竹君。みんなやめて」と友竹達の間に割って入り、「どういうこと?ちゃんと説明して。」と聞くが、「先生には関係ねえよ。」と返す友竹に、さやか「二人とも私のクラスの大事な生徒よ。関係ないとは何よ。しかも今日は大事なテストの日じゃない。またみんなにクズのレッテルが貼られるのよ。」

友竹「どうせ、おれたちゃクズだよ。」と去ろうとする。その背中に向かってさやか「待ちなさい。いつもそうやって逃げてばかりいたんじゃ、何時まで経っても認めてもらえないのよ。友竹君だけじゃないわ。あなたたちもよ。」と他の生徒たちにも向きなおる。更に「一度でいいからまともにぶつかってごらんなさい。ぶつかってみるのよ。」、それでも去ろうとする友竹に「いくじなし!テストが怖くて逃げだして弱い者いじめ!あなた、それでも2年A組のボスなの?そんなの誰もついていかないわよ。」そこまで聞いて、怒りから走って戻ってくる友竹、さやかの襟をつかみ殴ろうと構える。陰から見ながらも、思わず目を閉じる教頭。

さやかを殴ろうとするも、自分をまっすぐ見据えるさやかを殴る事ができず、「何もわかっちゃいないくせに。」と言う友竹、「何のこと?」と返すさやか。7話での一郎を責めたときもそうでしたが、さやかはリーダーというものに対して、結構しっかりした考えを持っている様です。

そこに青葉の手下たちが屋上にやってくる。「おい、その子渡してもらうぜ!」と迫ってくる。浩司を連れていうとする男たちを、振り払う友竹。間隙を縫い、浩司を連れ出すさやか。一連の動きを見て、姿を消す教頭。このシーンでの伊東さん、完全に別撮りです。ここでまた力業では青葉コンサル、登場3回目にして
既にダメダメです。(前回は自分たちから攻めに行ったわけでないので、まだましかもそれませんが)

階段で浩司の手当てをしているさやか、浩司「友竹が怒るの当たり前なんです。」、さやか「カンニングの事?」、浩司「知ってたんですか?」、頷くさやかに、カンニングの最中にバラして、学園長の責任を追及する事も?」、さやか「だいたいね。君が無理やりやらされていたことも。」、浩司「先生、俺」、さやか「心配しなくてもいいの。任せて。そんなことより早くテストに戻りなさい。」と教室に浩司が戻る様に促すさやか。前にも書きましたが、萩原聖人さんお若いですね。この番組の事は覚えて頂いているのでしょうか?

さやかは少なくとも、カンニングの最中にばらすことは全く知らなかった気がしますが、ここでさやかが、「え、そうなの?」っておどおどするのも、ドラマ的にはおかしいですもんね。

青葉の手下に皆が殴られている。友竹も拳で手下たちと戦うも、鉄パイプや木刀を持つ相手に素手では限界があり、取り囲まれボコボコにされている。そこに飛んでくるヌンチャク。今回も3本です。そして尺八の音色とともに登場パンク。また高いところに登場のワルキューレさやかです。

今回はアクションシーンから"Single Woman"が流れます。しかも歌詞入りです。このままラストまでこの曲で行くのでという事だと思います。正直アクション向きではないのですが、後半のシーンとはうまくマッチングしてます。

まずは素手でに、手下たちを一通り、薙ぎ倒していく。ワルキューレさやかを見て、特に「誰?」とかの反応は無く、友竹の「逃げろ!」の合図と共に、屋上を去っていく生徒達。あれだけ殴られてた割にとっても元気です。

戦いの中で、一人の蹴りを喰らい、そのまま転がったところでヌンチャクを手に入れるさやか。ヌンチャクを使い、全員を倒したさやか、今度は登場パンクを使ってそのまま去っていく。屋上に倒れている青葉の手下達・。


教室に戻るさやか、学園長が試験監督をしている。真面目に答案に向き合っている生徒たち。

さやか「学園長先生、ずっとこちらに?」、学園長「ええ、あなたの代わりにね。」、さやか「申し訳ありません。大変なクラスをお願いしてしまって。」、学園長「いいえ、ちっともどこが大変なんですか?」、さやか「えっ?」と生徒たちを見て、いつもと違う真面目な姿に「私の時は大騒ぎする癖にずるいんだから、もう」と顔をしかめる。「貫録の違いじゃありませんか?」と小倉さんのナレーションが被る。

ナレーション「そして、それから1週間後・・」、鳩山の数学の授業中、さやかが飛び込んでくる。「みんなテストはOK!補習は中止よ!」と報告、大騒ぎして喜ぶ面々。鳩山が「こらー」と怒るのを受け、恐縮するさやか。

友竹「マジでテストやるのはダサいけど、やるときはやるぜ!」と。すげー偉そうに言ってますが、思い切り、カンニングしてたやんという気がして、いまいち納得できません。

ナレーション「やっぱりちっとも変っていませんね。2年A組は。いやー少しずつ変わっているのかなあ。これでも」

今回、浩司がカンニングを唆した理由を他の生徒たちへ説明どうしたのか?、教頭との関係を説明したのか?とか、テスト勉強実際してなかったのに、何故OKになったのかとか?今回は、いまいち消化不良です。
まあ、こういう点も含めて突っ込みながら鑑賞するのが一番楽しいのかもしれません。
それでは次回もよろしくお願いします
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16話 ㊙カンニング作戦教えます。その1

第16話 「㊙カンニング作戦教えます。」(1988年1月31日放送 脚本 溝田 佳奈氏、監督 江崎 実生氏)

小倉さんのナレーションから始める。「なんとまあ、来年の新入学生が応募がゼロになるかもしれない鴻南学園に全国統一模試の日が、刻一刻と近づいてきました。全校生徒の平均偏差値によっては学校閉鎖に追い込まれるかもしれない瀬戸際の鴻南学園、今日のテストはその予習テストであります。

「おじいさま、お元気ですか?さやかは毎日かわいい生徒たちに囲まれて楽しく過ごしています。」と手紙を書いていると、紙飛行機が飛んでくる。ひみこから「なんなんざますか?一条寺先生!」と言われ、「はい、すいません。」と頭を下げるさやかでオープニングです。ここは目を離してたさやかも悪い気がします。

紙飛行機を手に持って、教頭に報告しているひみこ。「これは明らかにテストボイコットざます。それもことも有ろうにこの私の音楽のテストを。これは私個人の問題では済みませんことよ。今度の統一試験の結果によっては、この学園の存亡が関わってくるんでございますから。」

教頭「つまりどうしろとおっしゃりたいので?」、「しかるべき処置をお願いしたいんでございます。たとえばわたくしの音楽の授業をもっとふやすとかですね。」、「それはあんまりです。」と返すさやか、「同感」と珍しく同調する教頭。「じゃ、こういうのはどうですかね?2年A組だけ、もう一度テストを行う。」と提案する国枝、「なるほど、それは名案ざます。」とひみこも同調、「ちょっと待ってください。」と返すさやか。

教頭「無駄、無駄、無駄。所詮はクズの集まり。何度テストしたって、向上心ってものが無ければ、成績なんかあがりっこありませんよ。貴重な資源の無駄使い。こうなるのがオチ!」と紙飛行機をさやかに向かって投げる。

さやか「それじゃ、2年A組は見捨てられたのも同然じゃありませんか。」、教頭「他の教科も似たり寄ったりですからね。救いようがありません!」、鳩山がさやかに近づき、「落ち着け。挑発に乗るな」と耳打ちする。

鳩山の忠告を聞き入れず、さやか「わかりました。結構です。再テストを行ってください。音楽だけじゃなく、全教科の。私が責任を持って証明をして見せます。2年A組がクズの集まりでは無いっていう事を。」、さやかの話を聞き、ほくそ笑む教頭。

小倉さんのナレーション「いいの?そんなこと言っちゃって。さやか先生。」
教室、生徒たちに状況を説明するさやか「と言ってしまった以上、もう後には引けません。もし再テストの結果が悪かった場合は、この春休みを返上して補習授業に充てなければなりません。」騒ぎ出す一同、さやか「静かに」と手を叩いて制しながら、「でないと、今年の新入生は入ってこないし、そうなるとこの学園は潰れてしまいます。だから明日からの再テストは何としてでも頑張って、2年A組の本当の実力を全校に証明してください。」

力子「無理だよ、そんなの?」、さやか「大丈夫。みんなやる気になればできるんだから」、ミカ「やる気だけで、できたら苦労はしません。」

雄二「肝心の頭がパープリンなんじゃないでしょうか?」、ミカ「あんたはピーマンでしょ。」と死語選手権の様な会話が続く。さやか「とにかく頑張って。先生期待してるから。」

さやか「とは言ってみたものの、私、心配で、心配で。」、鳩山「それはそうだろ。あれだけの啖呵を切ったんだから、テストの結果が悪ければ当然、君の責任になる。」、さやか「いいえ、その点は大丈夫。あの子たちはきっとやります。ただ、私が心配してるのは当日の監督官の先生が・・」

鳩山「監督官?」、さやか「あの子たちが、あのまま大人しく試験を受けてくれるとはどうしても思えないし、そうなるときっと監督官の先生にとばっちりが・・」、鳩山「で、誰なの?再テストの見張り役は?」、さやか「生憎、松平先生しか暇な方がいらっしゃらなくて。」、鳩山「松平 実朝か・・」と松平の顔を思い浮かべる。改めてフルネームを聞くと、由緒正しい様な、バッタもんくさい様な名前です。

「なるほど、不安になるのも無理ないわな」、さやか「でしょ?」、今回はさやかは生徒たちを信用しているのか、していないのか、いまいちわからないです。圭子さんはいつもどおりきれいな事だけは間違いないんですが・・。

青葉「何?再テストをスキャンダルに仕組む?そんなこと、自分の頭で考えろ!いや、待て、お前さんの頭じゃ無理か。」、日吉「全員白紙答案。どうです?いいアイデアでしょ。」、

青葉「バカ、そんなことしたら生徒が落第するだけだ。」、日吉「生徒落第、進学率ゼロ、新入学応募者ゼロ!、学園潰れる。狙い通りですよ。」「バカ、バカ学園潰してどうするんだ。」と青葉が怒鳴り、電話の向こうで思わず、耳をふさぐ教頭。

青葉「学園長追い出す、学園奪い取る。これだよ。」、教頭「私、学園長になる。これですね。」、青葉「バカ、学園長になる前にやる事があるだろ。」と苛立って話してる中、閃いたように「そうだ!全員にカンニングをやらせろ。そしてテストのクライマックスに全カンニングをバラす。そして学園長の責任追及。よーし、今度こそ追い出せるぞ。」と興奮気味に話す青葉の横で、「なんか乗らねえな。」とボソッと言う日吉。教頭「カンニング、全カンニング、全バラし、了解。」と電話を切り、「全ストよりいいじゃない。」、ちゃんと前回の作戦を踏まえているところは、当時のテレビ映画としては、連続性しっかりしていると思います。

鴻南学園、トイレから出てきた浩司を職員更衣室に連れ込む教頭。別にやましい事をしよう、いややましいんですが、方向性違います。

お忘れかもしれませんが、麻生 浩司は教頭の甥です。浩司「何の用?」、教頭「何の用はないだろ。おじと甥の間柄で」、浩司「また何か企んでるのかよ?」、教頭「2年A組の様子はどうかな?再テストと聞いて、さぞや大騒ぎになっとるんだろうね。」浩司「大騒ぎなんてもんじゃないよ。どうやって補習を逃れようかって必死だよ。」

山形「それで?」、浩司「さあね。」、山形「浩司君は確かパソコンが欲しかったんだよな。お母さんから聞いてます。一つおじさんがプレゼントしてやろうじゃないか。」、浩司「やだよ。もう、みんな裏切るなんて。」、教頭「浩司!私の胸三寸で来年の高校入試が決まるんだぞ。中学浪人じゃ、お母さん泣き叫んで自殺をしてしまうかもしれんぞ。」、浩司「かあちゃんが自殺?」、教頭「そう、そこでだ。みんなにカンニングを薦めろ。」

「えー!カンニング!」といやいや引き受ける浩司。教頭、自分の姉か妹の自殺をほのめかすって、かなり悪辣です。後、パソコンってこの頃の中学生の欲しい物で高ランクだったのでしょうか?

2年A組の教室、友竹を中心にテスト対策を相談する面々。浩司「これはやっぱ、カンニングしかないっすよ。」、孝介「ばれたらどうする?補習確実だぜ。」、浩司「クラス全員で団結してやったら」、力子「派閥抜きでか?」、  ミカ「まあどっかの国の政治家だってさ、危なくなったら、みんな仲良しなんだからさ。」、このミカのセリフ含蓄ある気がしますが、中学生ですからね。

友竹「世渡り上手でなければ、生きてはいけないか。」、洋子「理想がなければ生きている資格は無いわ。私はパス。」、真由美達も「私も」と洋子に同調する。
友竹「よーし決まりだな。残りは全員協力体制とみなす。皆で見事合格点を取って、教頭のタヌキおやじに一泡吹かしてやろうぜ。」、「OK」と同調する一同。ミカ「カンニング作戦ね。久しぶりにワクワクしてきた。」、「そうだな。」と一郎も同意する。友竹「ミカ、おまえんちと孝介んちに分かれて、対策を練る。いいか?」、皆が了解を告げる。「それから一言、言っておくが、裏切りは絶対許さないからな。 チクった奴には容赦なく制裁を加える。」、「ハイ」と返す一同、顔を曇らせる浩司。

炉ばた亭、浩司が店に入ってくる。みゆき一度、「まだ準備中なんですけど」と言うも、浩司であることに気づき、
「浩司君、もしかしてミカちゃんの?もうみんな集まってるわよ。ミカちゃん。またお友達。」と声を掛け、奥から出てくるミカ。ミカ「こうちゃん、何?まあいいわ。上がってどうぞ、どうぞ。」と言っている中、みゆきが電卓で計算をしているのを見て、「それだ。それ。貸して?」とみゆきから奪い、「これで明日の数学バッチリ」と悦に入っている

浩司「それもいいけど、イヤホーン作戦ていうのもあるよ。」、ミカ「イヤ?何それ?まあいいわ?とにかく入って皆に説明して。」と浩司を引き入れる。

孝介宅 皆が集まっている所に入ってくる浩司、孝介「おそかったじゃねえか?もう始めてるよ。」、友竹「そこでだ。担当が松平だから相当無茶やってもいける。なんかいい案ねえか?」、「お前ね、食べてばかりいないで、少しは考えろ」と広太郎に言う明。(役名不明ですが、演者の方のお名前使わせて頂きます。)

広太郎「とっくに考えた。天井にカンニングペーパーを貼っておく。松平は自分以外に関心の無い奴だから、これは絶対気が付かない、な!いいだろ。」、友竹「バーカ。俺たちがみんなで天井見てたらいくら鈍な松平でも気が付くだろうが。」、「じゃあ、鏡を使ったら。それで天井を写すんだよ。」、「いまいちのんねえな。」等と会話をして何となく煮詰まってきている。

浩司「液晶テレビ作戦てのもあるけど。強力な通信回答グループがバックについてくれてるんだよ。」、友竹「そりゃグーなアイデアだな。だけど浩司、このところやけにくれえな。いいか!このカンニング大作戦は前向きに明るく取り組んでほしいんだよ。」、周りも「そうだよ」等と浩司を鼓舞する。通信回答グループって何?って誰も突っ込みませんが、未だにこの番組以外で自分は聞いたことない言葉です。友竹の「”グー”なアイデアだな。」もこの当時の中学生でも使わなそうです。

買い物をして帰ってきたさやか、家の前に浩司がいるのに気づき、声を掛け、部屋に浩司を連れてくる。

「浩司君上がって。どうしたの?話があるんでしょ?」、浩司「明日のテスト中止してください!」と突然頼む浩司に戸惑いながら、「どうして?」と聞くさやか。

浩司「どうしてって。大変なことになるから。」と言って、部屋を出る浩司、さやか「浩司君!」と声を掛けるも、そのまま帰っていく浩司。玄関までですが、鳩山より先にさやかの部屋に入った浩司でした。

炉ばた亭、鳩山とさやか。鳩山「誰かに操られてるな。それは」、さやか「操られてるって?誰に?誰がそんなことするの?」、鳩山「まあ大方の検討はつくけど・・、浩司を使ってまで君を追い詰めようとするなんて、ちょっと性質が悪すぎる。」、さやか「そこなの問題は。浩司君、ひどく思いつめてたみたいで。私、なんだか心配・・。」

鳩山「松平先生の事が心配、浩司の事が心配、学園長が心配。少しは自分の心配したら!」
さやか「なにか起こりそうな気がするの。明日」、鳩山「起こってから考える。ただし、浩司は要注意。」、さやか「そうか・」、鳩山「そのためには、ガーっと呑んで、グーっと寝る。」

状況つかめてないところで、無駄に動いても仕方がないという鳩山のセリフは説得力あります。確かにそういう時は、うじうじ悩むより、余計な事考えすぎず、呑んで寝てしまった方がいい時は多いですからね。
太助「おーいミカ!」、ミカ「何?親父?」と出てくるが、鳩山が「よっ」と声を掛けるも、そそくさと家の方に戻ってしまう。さやか「変な子・・」といつものミカでないことを不審に思うさやか。鳩山「何探してるの?さっきから。」と太助に聞くが、太助「電卓だよ。電池が切れそうだから、取り替えようと思って。」、分かりやすい失敗の伏線ですね。

翌朝、職員室、教頭と国枝がさやかのそばに来て嫌味を言っている。教頭「こうなっては、いくら泣いて頼まれても中止という訳にはいきませんよ。」、さやか「とんでもない。泣くのは教頭先生の方ですわ。2年A組の本当の実力をご覧になったら、きっと嬉し泣きなさいますわよ。」と職員室を出て行こうとするさやか、

そこにひみこが「大変、大変」と走り込んでくる。「松平先生が死にそう!早く、早く」

ここでCMです。ひみこ先生の今回の衣装、何故に火消し風なのでしょう?その2に続きます。
ちなみに、ひみこ先生の服の理由の答えはありません。
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15話 おまけ& 16話予告

15話まで無事レビューできました。残り10話を切って、安心した様な、さみしいような気持ちです。とは言いつつ、この番組の魅力を稚拙ながらも伝えることで、BD、DVD化、CSでの再放送につながる小さなきっかけにでもなればという夢を持って、引き続き頑張ってレビューしますので宜しくお願いします。

さて、今回はまさかの妊娠騒動でした。優子もさやかへのヤキモチからの勢いでついた嘘を、教頭や青葉コンサルに利用されてしまった点、自業自得とはいえ、少し気の毒でした。
鳩山を全く疑わず、優子に対して激昂した事も受け容れたさやか、改めて鳩山との絆が強くなった気がします。

ただ優子、7話では鳩山の授業中に思い切りやる気ない発言してたのが2か月で変わりすぎです。女心はそういうものなのでしょうか?

さて、今回の衣装です。
白タートルに赤ニットのワンピース、当時はジャンパースカートといってたかもしれません。タートルも、恐らく当時はとっくりセーターといってました。徳利から、カメの首…、確かにどっちも詰まってますね。

ジャンパースカート、背中がV字にあき、ウエストから下はリボンがある編み上げタイプです。ひざ丈、黒タイツにローヒールですが、画像見る限り、リボンがお尻の辺りにあって、座りにくそうにも見えます。

髪はストレートロングですが分け目を少しずらし前髪の量をかえてます。前回と結構印象違いますが、前回の危機感迫る感じも良いですが、今回は明るい笑顔のさやかさんが観れて良かったです。

当然、プレゼントもこの衣装です。尺の関係かも知れませんが、応募先と衣装が1枚にまとめられると、尋ね人の広告みたいなので、10話までのタイプの方が良かったです。


ワルキューレさやか、本文にも書きましたが、今回から空中からの登場パンクシーン(吹き替え)と、尺八による登場音が加えられました。今回は基本、戦闘員さんだけなので余裕です。


ただ、圭子さん的にはトラックの屋根の上でヌンチャクシーンあり、撮影大変だったのでは?と思います。
また、動いていた車の後部座席から出てきてますが、これ誰が運転してたのでしょう?

さて、未解決なこともありますが、次回の予告です。

「わー大変、大変。2年A組の試験官の松平先生が怪我をしました。きっとあの子たち何か企んでいるに違いないわ。でも何かがおかしい。こんな学園見たことない!よろしくね。」
冒頭の「わー大変、大変」の部分の圭子さん、一生懸命テンションあげて言われているところが微笑ましいです。
次回分の週刊テレビ番組の記事も貼っておきます。


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15話 私、鳩山先生の子を産むわ! その2

第15話 「私、鳩山先生の子を産むわ!」の続きです。
2年A組の教室に入っていく鳩山。教室の隅にいる優子の所に向かう。「沢村、話がある。ちょっと来てくれ。」、警戒する優子に「頼む。ちょっとだけでいい、聞きたいことがあるんだ。」という鳩山に「来ないで!」と優子。

鳩山「何故だ!」と返すが、真由美たち、「これ以上優子を傷つけたら承知しないわよ。」「最低教師のくせに。」と鳩山を責める。常に割り台詞の二人です。

「何?」と怒りを示す鳩山に、力子「良くやるね。あんたも」、京子「本命は一条寺さやかだと思ってたのにさ」と言われ、「バカ野郎」と激昂してしまう鳩山。静まり返るクラスの面々。そのまま優子に「何故だ、何故あんなこと言った。」と鳩山は近づいていき、優子は後ずさりながら、窓の所まで追い詰められてしまう。思わず地面を見る優子。死を意識したのかもしれません・・。

そのことには気づかず、真由美達を押しのけ、「言え、何故だよ。言ってみろ。何故あんなでたらめを言ったんだ。言うんだ。」と更に優子を責める鳩山だが、優子は泣き出してしまう。教室に入ってきたさやか「鳩山先生」と呼びかけ、振り向いた鳩山に平手打ちをする。

さやか「落ち着いて、この子を見て。」、その言葉を受け優子に向き直る鳩山、泣き崩れる優子。
「こんなに怯えている子にあなたは何を聞き出そうっていうの?こんなところまで追いつめて。」そして優子にやさしく声を掛けると、泣き崩れる優子を抱擁するさやか。

そこに突然、校内放送が流れる。「全校生徒に告ぐ!鳩山と学園長の責任追及の為、ただいまより全校ストライキに突入します。清純な生徒の一人を強引に無理やり犯して妊娠させた暴力破廉恥色魔教師 鳩山。その罪悪を告発し、更にこのような教師を黙認した極悪なる学園のボス、学園長の罪悪をも告発するものである。」

「即ち我らは、女生徒を妊娠させた破廉恥教師、鳩山の免職!監督責任者学園長の退陣を要求し、担任教師 一条寺さやかの責任を明らかにするものである。只今より全校スト!」散々アジった後、校内に軍艦マーチが流れだす。機材を積んだワゴン車を降り学校へ戻る国枝。

ワゴン車の中で青葉コンサルの若手の構成員が日吉がメモした紙を読み上げている。
「全校生徒の皆さん、体育館に集合してください。全校ストライキに突入します!」とここまで読んで一休みしようとして、日吉に頭を叩かれ。更に続きを読む様にうながされる。「やめろ!やめろ!鳩山!やめろ!やめろ!学園長!やめろ!やめろ!鳩山!やめろ!やめろ!一条寺!皆さんストライキに突入します!」と続ける。その放送を呆然と聞いている2年A組の面々、さやか、鳩山。

「鳩山先生クビなの?さやか先生もクビなの?」とミカが叫ぶが、誰も答えられない。堪らず立ち上がる優子。
「お願いみんな。さやか先生や、鳩山先生を辞めさせないようにして。お願いします。お願いします。全部ウソなんです。妊娠もウソ!私、鳩山先生の事が好きで、好きで。だから、さやか先生の事、聞いて、悔しくって、悔しくって。ごめんなさい。全部ウソなんです。本当にごめんなさい。」と泣き崩れる優子。

優子を見つめる、鳩山、さやか、そして2年A組の面々。そしてさやかが「心配しなくても大丈夫よ」と優子に声を掛ける。優子を見つめる事しかできない鳩山。
さやかはスピーカーを見て、普段見ないコードが屋外につながっていることに気づく。そして、鳩山に「お願いします。」と優子を預け、教室を出ていき、同じ様に他のスピーカーからも外部へコードがつながっている事に気づく。


しかし、全てのスピーカーに有線で繋がなくても、メインの端子一つ繋げばいい気がするんですが・・。こんなに緻密に配線作業をバレずにやれたのも不思議です。また2年A組以外にも制服を着た生徒たくさん登場してますが、彼らの制服の手配はどうしたのでしょう?やはりセシールの協力なのでしょうか?こういうモブシーンで、リアル感が出るのは非常に良いと思いますが、結構予算かかった気がします。

ワゴン車の中、若手の男は煙草を吸おうと咥えていると、日吉にタバコを奪われ、放送を続けるように促され、「学園長辞めろ!」と続けている。

そこに黒い手袋が見え、運転台から男が引きずり降ろされる。そして、キーが抜かれ、車はそのまま惰性で坂道を滑り降りていき、走り出したことによりコードも切断されてしまう。放送できなくなったことに焦るワゴン車内の面々だが、更に車が動き出している事に気づき、必死に止めようとするが、車は惰性で走り続ける。漸く日吉がサイドブレーキを引いて、車は止まる。そして都合よく駐車場に止まる車。その刹那、車のドアがほぼ同時に3か所開き、飛んでくるヌンチャク。何故か、今回は3本飛んで来ます。そして空中を回転しながら、トラックの荷台の上に現れるワルキューレさやか。

今回から、空中から現れるパンクシーンと尺八でのワルキューレさやかの登場音が挿入される様になりました。
荷台の上から、飛び降り、男たちに向かっていくさやか。

次々に男たちを薙ぎ倒していく。烏山興業にいた人も混じってますが、恐らく再就職されたんですね。(違)
そして別の車が走り出し、何故か後部座席から現れるさやか。日吉はこの間に少し離れたところに逃げて様子を見ている。そして車の上に飛び乗ったりしながら、男たちを翻弄していく。この辺りはおそらく吹き替えです。
翻弄され、さやかを見つけられない面々、今度はトラックの荷台の中から現れ、男達を全て倒し、去っていくさやか。


今回、青葉コンサルタントの作戦、暴力沙汰でなく、生徒の主体的な行動に見せかけてということで、いつもより成功する可能性もあった気がしますが、最後はいつも通り、さやかの活躍で無事粉砕されました。

事務所に逃げ戻った日吉「助けてください!空から黒い女が舞い降りてきて、その強いのなんのって。怖かった」、青葉「何だと!空から女が?またか?」、日吉「だから全ストには乗らなかったんですよ。やっぱりダイナマイトの方が・・」と嘆くのを聞き、うるさいとファイルで日吉を殴り、「くそー」と青葉。

またか?と言ってますが、空から来たのは初めてです。またか?は女に掛かってるのだと思いますが。

その日の夜、ミカがさやかを呼びに行っている。さやか「どうしたの?」、ミカ「もう大暴れなの」
炉ばた亭、床で鳩山がクダをまいている。さやか「鳩山先生、大丈夫?」と聞くが、「俺は駄目だ~」と吠えている鳩山。

太助「いやはや大変な荒れようで。何があったか知らないけど、こんなの初めてだよ。」、鳩山「うるせえな。親父、酒だ!酒持ってこい。」と吠える。「この調子だから、参っちゃうよ。」と言いながら、太助、みゆき、さやかで鳩山を机に座らせる。「俺の負けだ。さやか先生、俺には教師の資格がない。」と叫ぶ鳩山、太助「さっきから同じ事ばっかりで。」、さやか「私が行けないんです。私が鳩山先生の事、思わず殴ったりしたから・・」

太助「ええ!」、さやか「すいません。」、太助「いや、先生に謝ってもらおうと思って呼んだわけじゃ。」、ミカ「ほんとう。まるで鳩山先生の奥さんみたいね。」、その言葉を聞いて、「ミカちゃん・」と戸惑うさやか、少し顔を曇らせながら「そうよ、ミカちゃん。言っていい事と悪いことがあるわよ」と言うみゆき。

ミカ「みゆきちゃんにとって悪い事でも、さやか先生にしてみたらどうだかねえ」、さやか「いい加減に黙らないと、明日の宿題増やすわよ。」、ミカ「おっと行けね」とおどける。更に「俺は駄目だ~」と言っている鳩山を連れて帰ろうとするさやかとミカ。そこに優子が待っている。さやかが「どうしたの?」と聞くと、優子「鳩山先生、許してください」と頭を下げる。

さやか「何言ってるの?先生ならもうとっくに許してるわよ。」、優子「だって先生、怒ったように教室出て行ってしまうんですもの。」、さやか「それは、それはね、思わずカッとなって怒った自分が恥ずかしかったのよ。」

優子「でも鳩山先生、一言許すって言ってください。でないと、あたし、あたし・・」
ミカ「ダメよ。これだもん。」と言っていると、鳩山「ゆる・・、ゆる・・」と言い出すのを聞き、さやか「ほらね。許すって!」というが、「許してくれ!さやか先生」と叫ぶ鳩山。バカバカしくなったミカ「あ、もう私面倒見切れない。おやすみなさい」とさやかに鳩山を預ける。「ミカちゃん。」と引き留めるも、家に帰ってしまうミカ。一人で鳩山を抱え込む形になり、照れ笑いの様な顔を浮かべるさやか。

鳩山「許してくれ!優子」と叫ぶ、「本当?先生」と返す優子。
少し複雑な顔をするさやか。この表情は何でしょうね・・?教師としての気持ちより、女心が勝ったのでしょうか?
優子が勝手なことを言ってるとも思いますが、彼女もつい軽い気持ちでの嘘がここまで大きくなるとは思わなかったのでしょうから、嘘をつくことの恐ろしさ、危険さを身を以て知ったのでしょう。

翌朝、登校中のさやか、生徒たち。バックには青い蜜蜂が掛かってます。
鳩山を見つけ、声を掛けるさやか。宿酔と言う風情でさやかに挨拶はするも頭を押さえる鳩山。

ミカと優子も二人に合流、さやか「元気になった?」、優子「はい」とさやかに返事した後、「鳩山先生、おはようございます」とあいさつする。鳩山「俺もどうも慌ててたもんで。沢村許してくれ」と頭を下げるが、「それは夕べ聞きました」と少し冷たく言うミカに、「夕べ?どこで?」と返す。

ミカ「もう、鳩山先生と結婚しちゃいなさいよ。この調子だと、また誰かに狙われるよ。」、鳩山「なにいってんだよ。バカ」とミカの頭をポンと叩く。「分かってないな」と呟くミカ。優子「私、もういちどマジでトライします!」と宣言する優子、驚く鳩山、「ライバルになれるといいね」と返すさやか。一拍置いて頷く優子。

職員室、日誌を持ってきた力子とドジ子、ひみこ先生の前で、吐く真似をする。それを見て「妊娠、赤ちゃん」と教頭に報告しに行くと、「あなたは毎日けたたましいですね。少し静かになりませんか」と注意される。

職員室から笑いながら出て行こうとする力子たちを「コラ」と言いながら、軽くたたく鳩山とさやか。
「全校ストリップ・・、いやストライキも一件落着。でもこれで引き下がるような相手じゃないよ。さやか先生」

全校ストリップネタ、すごく推してます。今回、さやかが鳩山を全く疑わなかったところは物足りないとも思いましたが、さやかの鳩山への信頼が強くなっている証なのでしょう。鳩山はだいぶん格好悪かったですが、そこも含めて、彼の魅力と思います。古尾谷雅人さん、本当にいい俳優さんだったと思います・・。
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15話 私、鳩山先生の子を産むわ! その1

第15話 「私、鳩山先生の子を産むわ!」(1987年1月24日放送 脚本 溝田佳奈氏、監督 江崎実生氏)

通学途中のさやか。鳩山を見つけ、声を掛けようとするが、一人の女生徒が鳩山に近寄り通学しているのを見て、声を掛けるのを控える。すると声を掛けてくるミカ。

「気になる?沢村優子。最近、鳩山先生にお熱でね。いつもああやってベタついてるの。ああいうマジなタイプって思いつめると怖いからね。鳩山先生、結構グラグラと来てるんじゃないの?」、さやか「そうかしら?そんなにグラついている様には見えないけど。」と少し固い表情で返すさやか。中学生に対して、分かりすぎるヤキモチ妬くさやかです。ここでミカが”沢村 優子”(演:星久美子氏)ってフルネームをいうのは、視聴者への配慮ですね。

ミカ「妬いてんだ?先生。」、さやか「何を妬くのよ。バカなこと言わないで」と照れたのか走り出すさやか。結局、ミカと一緒に鳩山達に追い付いてしまう。
ミカ、鳩山に向かって、「聞いたよ、鳩山先生、さやか先生追っかけて高松まで行って告白したんだって?」それを聞いて、驚く優子。更に、友竹や浩司までそれを聞いて近寄ってくる。


さやか「何の話?」、ミカ「”俺は一条寺さやかに惚れてるんだ。”ってみんなの前で叫んだんだって。」それを聞いて思わず走り出すさやか、鳩山「そんなことは俺言ってない」と言いながら、時計をわざとらしく見て、「遅刻だ、遅刻」と走っていく。二人をじっと見るミカ達。特に優子、友竹は心配な顔をしてます。

ミカ「まったくいい年こいて、照れちゃってさ。あの二人。ほんとじれったいよ。どこまでいってんのかな?Bかな?Cかな、ひょっとしてDだったりするよ。」それを聞いて悲痛な顔の友竹、優子は怒りからか、悔しさからか自分の拳を強く握りしめる。ここで怒るということは、13話でクラスの皆でさやかを冷やかしてた時に優子は聞いてなかったのでしょうか?

その横で、「ミカが、ああ、悶えちゃう」と呟いている。「なにがや!」と突っ込みたくなるミカのコメントです。でも、このAとかBとか懐かしいですね。もう少し時代が遡る気がしますが・・。

日直の腕章をつけ、校内を巡回しているミカと優子。機嫌よく歩くミカの横で、気分が悪くなってきたと優子。通りかかった松平先生、しゃがみこんでいる優子に頭突きをしながら近づく。気持ち悪そうな優子を見て、「宿酔ですか?」と聞く。

「バカなこと言わないで。」と返すミカに、「下剤でも調合しましょう―かーって。」と聞く松平、「お断り-。便秘じゃないでしょーって。」と返すミカ。優子に「保健室いこ?」というも、「大丈夫」と返す優子。「日誌、私取ってくるから。」、「平気」と言うやり取りしながらそのまま、職員室へと向かう二人。松平、去っていく二人に「人の親切を無にすると、罰が当たりますよーって。」

理科の先生が、下剤調合って今だと許されない気がします。久しぶりに登場の松平先生、この「-って」という喋り方、竹中さん流行らそうとしてたんでしょうか?
当時、自分もこの言い方、まねたりしてましたが、誰にも通じなかった苦い思い出が・・。

職員室に「おはようございます」と入るミカに、ご苦労様と返すさやか。その前で突然吐き気を催し、ひみこの机にぶつかる。

唖然とした顔で優子を見つめるひみこ、さやかは「沢村さん」と呼びかけるが、優子はそのまま職員室を出ていく。一部始終を見ていた国枝「吐き気と言えば・・、妊娠?」、ひみこ「妊娠?」、鳩山「何、産気づいたの?」、森永「うわー」、ひみこ「何たる不祥事、何たる破廉恥。これは一大事ざますよ。一条寺先生、すぐに教頭先生にお知らせしないと!教頭先生はどちら、どちらに!」と国枝と二人駆けだしていく。さやか「まさかそんな・・」と不安げに呟く。国枝やひみこの発想は、短絡的にすぎる気はしますが…。15歳の妊娠の金八先生の影響でしょうか?でも金八先生からこの時点でも、9年経ってるんですね。

小倉さんのナレーション、「まさかそんなことがあったら、さあどうする・・。さやか先生?」、さやかのアップでそのままオープニングです。

学園長室 学園長以下、教頭、ひみこ、さやかが集まっている。
学園長「こういうことは冷静かつ慎重に対処しなければなりません。まず本人の口から真相を聞きだすこと。誰かの早合点ということも ありますからね。」、「はい」と頷くさやか、納得いかないひみこ「まあ学園長先生、私、確かにみたんでございますよ。あの沢村優子がですね、こうしてオエー、オエーとつんのめったんでございますから。」と熱演する。「ただの食あたりですわ。きっと。」と言うが、ひみこ「つわりっていうの!」

教頭、「そう、言うの。一条寺先生、このおぞましくも破廉恥な噂が、もしも、もしもですぞ。教育委員会の耳にでも入ったら、あなたの首どころか、この学園そのものの存続が危うくなるんです。学園長の責任は当然追及されるでしょうな」、学園長「私が責任を取るのはかまいません。あまり大騒ぎしない方がいいでしょう。」、さやか「私もそう思います!」

教頭「なぜ?」、さやか「自分の生徒を信じられなくて教師とは言えません。」、教頭「ウホホ、ご立派、ご立派、そのお言葉を伺って安心いたしました。ではこれにて失礼。」ひみこ「どちらへ?」、教頭「うわさが広がらない様に、手を打っておきませんとな。」と学園長室を出ていく。ひみこ「さすが教頭先生、教育者の鏡ざますわ!ねえ、一条寺先生、そうざんすね、学園長先生、おほほほほ。」、常々、画像の引用と文章だけでこの作品の魅力をつたえることに限界を感じてますが、ひみこ先生の口調は、別の意味で文章での伝わらなさを感じます。

教頭、国枝を人の少ない階段に連れ込む。国枝「じゃあ、教育委員会にチクるんですか?」、
教頭「チクる?通報と言いたまえ、通報と!非行の目は早いうちに摘み取る。教育者の心得だよ。君!」

国枝「もし間違いだったら、取り返しのつかないことに・・」、教頭「何を言ってるんだね。国枝君は。取り返しがつかなくするのが我々の目的でしょうが。」、国枝「そうでした。」、「そうだ。その前に・」とふと思いつく教頭。

青葉経営コンサルタントの事務所、青葉「学校つぶしを引き受けて・・。どうだ。今まで失敗ばかりじゃないか・。今度こそ徹底的に叩ける方法を考えろ!」、日吉「ダイナマイト仕掛けて、校舎全体をぶっ飛ばします。」と提案、青葉にボコボコに殴られる日吉、そこに電話が鳴り、救いを求める様に電話にでる日吉「なにー!。妊娠事件!」と素っ頓狂な声を上げる。

話を代わる青葉「なに?生徒がか?良くやった!」、商店街のタバコ屋の前らしき場所の公衆電話で電話をしている教頭「風紀の乱れた学園の責任者、学園長を追放する絶好のチャンスです!期待を担った教頭、学園の改革の為に立ち上がり、学園長になる!」と今回の件を利用しての自分の野望を説明。

日吉「いよいよダイナマイトですね。興奮するなあ」と的外れな事を言い、青葉に平手打ちを喰らう。「いいか!情報を逐一報告しろ。」と教頭に命令する。

2年A組の教室、優子が入ってくるなりに力子が声を掛ける「ねえ妊娠したんだって!」、ミカ「ちょっとまだはっきりした訳じゃないでしょ!」、ミカちゃんは黙っててと言いながら、「ねえ、うちのグループに入んない。ねえ、最高よ。入んなさいよ。」と声を掛ける。京子「よしなよ!まじな子をからかってどこが面白いのさ!ツッパリの名が泣くよ!」と力子を止める。

力子「京子、あんたの出番は終わったんだよ。引っ込んでな!」と京子に毒づき、「待ちな、沢村」と更に続ける。
力子を「やめなよ。」、「可哀そうでしょ」と止める真由美達。このお二方、きちんと名前呼ばれるシーン無いので、どちらがどちらか、はっきりわかりません。情報お持ちの方いらっしゃたら是非教えてください。

京子「洋子、あんたよく平気でいられるね!沢村はあんたのダチだろ!」と洋子にも文句を言う言う京子だが、洋子から「いついかなる場合でも冷静に事態を把握する。これがトップの資格よ。あなたはそこが甘かったからリタイアせざるを得なかったのよ。」と言われ「何だって!」と激昂してしまう。京子せっかく納めようとしているのに、今回いいところないです。

洋子は動じず、「この場合、総合的見地から判断して、彼女の妊娠説は誤報と見るべきね。第一彼女にその度胸は無いし」と語る。洋子のセリフ、何回聞いても”しょうこうてき”と聞こえるので、証拠的?かもしれませんが、あまり使わない言葉だと思います。文字に起こすと真っ当な事言っていますが、洋子役の浦川智子さん、だいぶうまくなられましたが、それでも結構癖のあるせりふ回しです。

優子は洋子の言葉を受け、「見くびらないで。噂は本当よ。私、妊娠してるの!」と宣言してしまう。「まじかよ!」「妊娠してるのかよ。」「胎ろした方がいいんじゃない?」と騒ぎ出す2年A組の面々。力子、いい表情です。

そこに「沢村さん」と入ってくるさやか。

校庭で落ち葉を集めて焚火で「あつい!」などと言いながら、焼き芋を焼くさやか。優子に「焼き芋できたよ。ふふふ。あったかーい。思い出すな。子供の頃ね、高松でこうやって焚火したの。」と言いながら立ち上がり、優子に「どうしたの?もっとそばいらっしゃいよ。温かいよ」と焚火の近くに来るように誘うさやか。学校で焚火できる時代だったんですね・・。でもバケツ、ちゃんと準備しているところは流石です。

さやか「こうやって火に当たってると、気持ちがのんびりと広がっていくような気がしない?」、優子「そうやって聞き出そうっていう訳ね。」、さやか「沢村さん・・。先生、信じられなかった。さっきのあなたの言葉。全然似合わないんだもん。」

優子「似合わない?」、さやか「焼き芋には落ち葉が似合うでしょ。だけど青々とした葉っぱは似合わない。あなたの様な女の子に妊娠ていう言葉が似合わないのと同じようにね。似合わないていうのは本当じゃないって事なのかな?自然じゃないのかな?きっと訳が有って意地になって、嘘言ったんでしょ。だけどあなたには似合わない。」、優子「自分は似合ってるって言いたい訳?」、「私が?」と戸惑うさやか。


優子「どうせ、私なんか、鳩山先生には似合わないわよ。でもさやか先生になんか負けない!絶対、鳩山先生の子供を産むわ!産んで見せるから!」と言って去っていく優子。話を聞いていた国枝「鳩山の野郎!うまい事やりやがって!許せん!」、国枝、怒るポイント間違えてます。もし事実だとしても、うまいことやってないですよね。

今回さやかが優子の自分への嫉妬を理解せずに説得しようとしたことが、事態を悪化させてしまいました。この辺りはさやかの色んな意味での未熟さを感じます。

ひみこと国枝、「教頭先生、教頭先生!!」と叫びながら、職員室に入ってくる。そして教頭がいない為、森永に「森永先生、お聞きになりました沢村優子のお腹の子の父親、誰だかわかったんざます。当てて御覧なさい。」さあと言う森永に、「それがなんと、あの鳩山先生ざんしたのよ。」、「えー、鳩山先生が?」と驚愕する森永に「あーなんてこと、あの鳩山先生が!」、「うわー」と返す言葉が無い森永。

青葉の事務所、電話を受けている青葉「なに、相手は先公か。そいつはめでたい。よくぞやってくれた。今度こそ一発で叩き潰せるぞ!」、叩き潰すという言葉に反応した日吉「やっぱりダイナマイトですね!」と青葉にいう。

受話器で思い切り叩かれ、ひっくり返る日吉。

青葉「いいか。良く聞け!全ストをやるんだ。」、タバコ屋の前の公衆電話で話している教頭「全スト?学校でストリップやるんですか?そりゃ、又大胆なアイデアですな。わくわくしますな~。あはは」と品無く笑う。
この辺りの演技は伊東四朗さんの本領発揮と言う感じです。

青葉「バカバカ、何考えてるんだ。全校ストライキをやるんだよ。腐敗した教師陣、風紀の乱れを取り上げて学園の責任を追及するんだ。学園長と妊娠させた先公の責任を追及して、全校ストリップ!、いや違うストライキをやるんだ。」、熱く語っている青葉を醒めた目で見ている日吉。
教頭「私、労働運動の方は未経験でして・・。如何でしょうか?教育委員会に報告するというのは?」
この番組、設定はぶっ飛んでるところも多いんですが、時代は感じるもののリアルなセリフ多いですよね。

国枝が校務員室で電話をしている。「教育委員会の方ですか?私、鴻南学園の者なんですが、ちょっとお耳に入れたい内密なお話が・・実はですね・・、妊娠・」と言いかけている所に、平が入ってきて、慌てる国枝「という事で、また次の機会という事に、はい。」と電話を切る。校務員室を出て行こうとする国枝を引き留める平。

平「先月お立替した麻雀の賭け金の事ですけどね・・」、国枝「もうちょっと待っていただけませんか。今ちょっと手持ちが・。」、平「そうですか。いつでも結構ですよ。」という言葉を聞き、出て行こうとする国枝に「その代り、この学園を裏切るような真似だけはやめて頂けますか?さもないと賭け金の件を・・、教育委員会に報告という事に・・」、国枝「またまた。誤解ですよ。」と必死でごまかす。

学園長室、学園長、教頭、鳩山、国枝、さやかが集まっている。
鳩山「本当に沢村優子はそういったんですか?」、国枝「僕がこの耳ではっきり聞いてるんですよ。あんたの子供を産むんだって。」、鳩山「そんなバカな!信じられないね。」と言い返す鳩山を睨み返す国枝。

この二人の絡み意外と珍しいです。教頭「こうなっては致し方ありませんな。鳩山先生。誠に遺憾ながら男として進退を決める時が来たというべきか・・。いや。実に惜しい人材を手放さなければならないと言うべきか。ただ、この問題は鳩山先生の懲戒免職だけではすみませんぞ。風紀取締りの最高責任者である学園長の進退、ひいてはこの学園の存続に関わる・・」、教頭の言葉を遮って「まだわからないでしょう。結論を出すのはまだ早いと思います。まず鳩山先生に事実かを伺ってから。」と学園長、「まあそうでしょうとも、鳩山先生、如何ですかな?」と質問する教頭。
ここでの教頭が鳩山を追い込む台詞、大人になってから聞くと非常にリアルで恐ろしく感じます。

「バカバカしい。答える気にもなれませんね。」と語気を強めて返す鳩山に、「そうですか。では今回の件は担任の一条寺先生に任せましょう。きっと何が本当なのか明らかにしてくれるでしょうから。」と返す学園長。
鳩山「とにかく僕はですね・・。いや自分で行って確かめてやるよ。」と学園長室を出ていく。学園長「いけません。あの年頃の子を追い詰めたら、何が起こるか?」と鳩山を止めようとするが、心臓の発作を起こしてしまう。

学園長に駆け寄る教頭、さやか。学園長、さやかに「大丈夫です。それより早く鳩山先生を早く」とそれを受け、走っていくさやか。更に教頭「ほら、国枝くん。」というと今回は察しよく「はい、はい、はい。」と学園長室を出ていく。ここでCMです。
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プロフィール

夢 時次郎

Author:夢 時次郎
奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」30周年を記念し、レビュー実施しました。関連する記事、画像につきましては、時代背景をご理解頂く為に引用させて頂いております。全24話詳細レビューは書庫”全話レビュー”にあります。
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