24話 涙の別れ さやか先生 その2

24話 「涙の別れ さやか先生」の続きです。
査問委員会の会場を出るさやか、学園長、鳩山、生徒達の前に立ちふさがる克代、山形、国枝、そして手下たち。
割と特徴的な建物な気がします。

一瞬睨み合った後、突然襲い掛かってくる手下たち。

善戦する鳩山、ひみこたちを助けながら戦う友竹、学園長をかばっているさやか。

雄二とコンビプレイで相手に蹴りを入れる一郎。ミカや夢子が木刀で殴られているも、必死に食い止めている京子。今回、手下より生徒の方が多いので、一方的にやられている感じではありません。

この手下の方たち、青葉か烏山の残党なのでしょうか?そもそもなぜ烏山この場にいないのでしょうか?
ただ、丸腰ゆえか、次第に追い詰められていく鳩山や生徒たち、そこに飛んでくるヌンチャク。今回も3本です。そしてお待ちかねのワルキューレさやか登場。

「黒い天使」と呟く鳩山、さやかを見つめる学園長。次々に手下を倒していくさやか。

さやかの活躍を少し戸惑った様な視線で見つめる学園長。1話、22話で目撃済みの筈ですが・・。

手下が倒れ込んできた際に、手下の手にあった鉄パイプを思わず受け取ってしまう山形。

克代「やるのよ。学園長になりたくないの。」、「はい。」と答え、そのまま掛け声をあげながら鉄パイプを持ち、学園長に突っ込む山形。こんなことで学園長になれる筈もないのは頭のいい山形に分からない訳はないんですが、ここまでの失敗でかなり自暴自棄になっていたのかなと思います。

学園長を守り、あっさりと山形の鉄パイプを弾き飛ばすさやか。

更に山形に向かおうとするさやかの腕を押さえ、「行けません。暴力からは何も生まれては来ませんよ。」と諭す学園長。この学園長の言葉、正しいとは思うのですが、理想にすぎる気もします。実際、ワルキューレさやかが
いなければ、学園は地上げ屋に取られていたのではないかと思います。

その言葉を聞き、改めて学園長を見つめる山形。目を潤ませながら構えていたヌンチャクをおろすさやか。ここから「Single Woman」のインストが流れ出します。

「許して下さい。」と土下座する山形、そこに国枝もかけより「すいませんでした」と同じく土下座する。

学園長「いつか分かってくださる日がくると思っていました。」、山形「それでは、我々の悪事を何もかも承知で・・。申し訳ありませんでした。」、国枝「許して下さい」と再び土下座する。二人を見つめるさやか、鳩山。

そして二人の肩に手を置き、「これからもこの学園の為に宜しくお願いしますね。」と声を掛ける学園長に思わず泣き出しながら「はい」としか言えない二人。ここは甘すぎる処置ですが、こういうところもこの番組の良さです。

去って行こうとする克代を囲む生徒たち。友竹「そうは行かないぜ。」、京子「よくも学園長のせいにしてくれたね。全部あんたの逆恨みじゃないか。」、一郎「そうだよ。謝れよ。」

その後、「謝れ」と大合唱になる生徒たちに、「許してやってください。克代がこうなったのも私にも責任があるんだ。」と生徒たちに土下座する平。

「お父さん・・」とその平を見つめる克代。平「克代。皆さんに謝りなさい。克代。克代」と最後は語気を強めていうも、そのままその場を去る克代。自分に非があることはこの後の行動からも、既に理解しているのでしょうが、ここまで恨みをエネルギーに生きてきた克代としては、ここではまだ皆に謝罪するまで整理がついていないのだろうと思います。克代役の中村れい子さんもありがとうございました。

鳩山と見つめあった後、立ち去ろうとするさやかに、鳩山「待ってくれ。」と足止めし、「君はもしかして・・」と聞くも、そのまま去ろうとするさやかに、更に「俺は君を・・」と声を掛ける。

その言葉に振り向き、目を潤ませながら去っていくさやか、その後姿をじっと見つめる鳩山。

そして、その夜、自室でワルキューレの衣装とヌンチャクを見て、何かを決意した表情のさやか。ここで「Single Woman」のインスト終了です。前回、今回と今まであまり出てなかった俯瞰のショットが印象的です。


学園長「今回の事件では、本当に皆さんにご迷惑をかけてしまいました。生徒たちに心配をかけ、平さんにも哀しく辛い思いをさせて・・」と言っていると、強く首を振る平、頭を垂れている山形、国枝。職員室の前でしっかり聞き耳を立てているミカ。とても殊勝な顔の山形と国枝です。平もきっとこれまで抱えていた重い荷物をおろすことができて、ほっとしていると思います。

学園長「それもこれも皆、私の不徳の至り。この責任を取らせて頂きます。私はこの学園町の職を下させて頂きます。」、鳩山「何をおっしゃるんですか?学園長」、山形「そうですとも。学園長あっての鴻南学園じゃありませんか。」、共に頷く国枝。完全に心服した二人でした。

ひみこ「学園長のいらっしゃらない学園で働く気はございません。ねえ、あなた。」森永「もちろん、辞めないでください。」、相変わらず顔芸の激しい松平。

学園長「みなさん・・」、山形「学園長がお辞めになるときは、さやか先生が後任になられるときでしょ。学園長。」
さやか「いいえ、学園長先生にはいつまでも鴻南学園の生徒たちの母でいて頂きたいと思います。でなければ、私、安心して高松に帰れませんもの。」

国枝「春休みに帰るくらいで大げさすぎますよ。さやか先生。」、本来の人の好さが出た国枝です。山形は何かを感じているように見えます。やはり船越栄一郎さんも伊東四朗さんうまいなあと思います。

さやか「いいえ。私、お別れするつもりなんです。この学園と。」、ひみこ「まあ、なんですって。」、思わずさやかを見つめる鳩山。

ここまでのやり取りを聞いていたミカ、驚いて後ずさり、教室へと走っていく。

学園長「それはどういうことですか?さやかさん。」、さやか「私、高松に戻って、もう一度自分の生き方を見つめ直してみたいんです。これでよかったのかどうか。そこから新しい自分が生まれてくるような気がするんです。勝手なこと言ってすいません。私のわがまま許してください。」

そして、そのタイミングで駆け込んでくる生徒たち。ミカ「やだよ。そんなの。」、京子「そんなの、やだよ。」、良太「そうだよ。勝手すぎるよ。」、優子「私たちのせいなの?先生。」

友竹「だったら、謝るよ。俺もう二度とケンカしねえから。誓うよ。」、力子「私もツッパリやめる。真面目になるから。」、生徒たちの想いを受け、それまで気丈に振舞っていたさやか、「みんな」と思わず涙ぐむ。

友竹「おい、みんなも謝れよ。」というと、口々にさやかに謝罪する。生徒たちの想いがとても熱いです。この生徒達がつい半年前は担任潰しをゲームにしていたメンバーだと思うと余計に目頭が熱くなってきます。

さやか「違うの。謝らなければいけないのは私の方なの。」、洋子「どうして?」、さやか「私、みんなを教えていく資格が無いの。」、孝介「なんで?先生の資格なら」、みゆき「ちゃんとあるじゃない。」、洋子「どうして?」

さやか「先生の資格の事じゃないの。真っ先にあなたたちに教えなければならないことを、人間として一番大切な戒めを私は破ってきたの。」?子「何の事?」、夢子「そうだよ。どういう意味?」

さやか「それはね。どんなことがあっても、人を傷つけちゃいけないってこと。言葉でも態度でも、もちろん力でもね。」、みゆき「先生は誰かを傷つけてきたの?」、さやか「多くの人たちをね。だから故郷の山に帰って、もう一度、一から勉強し直したいの。」

雄二「もう帰ってこないの?」、さやか「ううん。勉強が終わったら帰ってくる。みんなの前に胸を張って出られるようになったら、必ず帰ってくる。白い天使になってね。」

最後の一言を口にした瞬間、鳩山に目線を送る。さやかをじっと見つめ返す鳩山。

一郎「本当ですね?信じてもいいんですね。」、さやか「本当よ。約束する。」、一郎「だったらみんな、パーッと派手に先生を送り出そうぜ!俺たちから先生への卒業祝いだよ!」

「おー」と拳を上げる生徒たち。さやか「ありがとう。みんなどうもありがとう」といいながらも涙がとまらない。涙をこらえながら「ありがとう」ともう一度いうさやか。

最終回で暴力を完全否定するアクション作品というのは、かなり珍しいかと思います。当時のスタッフの皆さんは例え理想論でも、というか理想であるが故に子供たちに伝えたかったのかなと改めて考えてます。

仮装パーティーの会場、皆が踊っている中、ジェイソンスタイルの男が入ってくる。

孝介「何だ鳩山先生か」、鳩山「悪かったな。俺で。一体誰を待ってたんだ?」、身長が高すぎて一瞬でばれたみたいです。会場には「祝10人目」のくす玉飾ってたり、載せれてませんが、理科室の骨格標本もあったりと、スタッフの皆さんの愛を感じます。

貴婦人スタイルの洋子「さやか先生」、松平「私を待ってるのは誰でしょうかーって。へへへ。」と笑っていると突然音楽が止まる。騒いでいる生徒たちの前に、突然スポットライトが当たり、クラッカーを鳴らすも、そこに仮面をつけたワルキューレさやかが現れ、一瞬静かになる面々。

そして仮面を取り、ポニーテールを外す。それを見て「さやか先生」と呟くミカ達。ジェイソンの仮面をかぶったままじっと見つめる鳩山。


さやか「これがもう一人の私。みんなに隠してた私の正体。ごめんなさい。最後にどうしてもみんなに謝りたかったの。」と皆に告げる。

ミカ「今まで私たち守ってくれてたの、さやか先生だったんだ。お礼いうのはこっちの方だよね。ありがとう先生。」と、口々に「ありがとう」と生徒たち。そしてミカの「みんなで踊ろう」という言葉とともに、踊りが再開される。SHOW-YAの「2000マイルの恋」をバックに踊る面々。2番の歌詞からです。

皆が音楽に合わせて躍っている中、鳩山は仮面を外し、さやかと無言でじっと見つめあう。仮面をとるシーンだけ見るとホラー映画みたいですが、音楽ともマッチした、切なく印象的なシーンです。


周りの喧騒の中、無言で見つめあうさやかと鳩山の間だけ時が止まってる様です。そして照明が明滅している中のさやかがいつにもまして美しいです。この番組がフィルム撮りであればこその質感、美しさと思います。HDリマスター版での放送、BD化を心待ちにしてます。本当に誰にお願いすればよいのでしょう。

そこに入ってくるシスター姿の野々山学園長が「たった今、瀬下克代さんから多額の寄付が届きました。」と皆に報告する。

喜ぶ一同。平も皆に頭を下げる。これから克代と平も、親子の絆をゆっくり取り返していければなと思います。
学園長「これでこの学園はもう大丈夫です。それからもう一つ皆さんにお知らせしたいことがあります。山形先生と国枝先生の推薦によって、鴻南学園の園長の職に雨宮ひみこ先生。教頭には森永先生にお願いします。」喜ぶひみこ達。暫く反省をすべき山形、国枝はともかく、学園長も何故に宗教系の仮装なのでしょう。

後任の学園長、意外な人選ですが、山形達の推薦で御しやすい二人を?と疑ってしまいそうですが、流石にもう改心しているでしょう。深読みすると学園長もさやかが戻ってきた際にきちんと禅譲をしてくれるメンバーという事で提案を受け入れたのかもしれません。ひみこ先生、設定的にはまだ40歳ですし・・。

百合子「さやかさん。みんなあなたの帰りを待っていますからね。」と優しく言い、その言葉に頷くさやか。

そのタイミングで「いい日旅立ち」を歌いだす生徒たち。しばらく学園長、鳩山と見つめあいながら、ゆっくりとパーティー会場を後にするさやか。


さやかを追い、会場をでる鳩山。廊下に元の姿に戻ったさやかがいる。ワルキューレさやかの衣装を鳩山に差し出しながら「もう二度とこの姿にはなりません。」と誓うさやか。


一式を受け取りながら、「やっぱり君だったんだな。」と問う鳩山に、「ごめんなさい。今まで黙ってて」と詫びるさやか。鳩山「俺が恋をしてた黒い天使、それが君だと分かった時が別れなのか・・」、さやか「私も別れたくない。でも、あなたにふさわしいさやかに生まれ変わるまで」

鳩山「俺は君を愛してる。」、さやか「私もあなたを愛しています。」、「待ってるよ」と告げる鳩山。


そこにいい日旅立ちの2番の歌詞を歌いながら、廊下に出て、二人を囲む様にして歌う面々。そのまま名残を惜しむ様に後ずさりをするさやか。とてもいい雰囲気の二人に水を差している気もしますが、二人が想いを確認するまで、生徒達は待っていたのかもしれません。

さやか「きっと戻ってきます。いつか。きっとこの学園に」と心で呟き、歩き出すさやか。

歩き出すさやかとともに、小倉さんのナレーション「その日が一日も早く来ることを願って、待っていますよ。さやか先生。」そして生徒たちの”いい日旅立ち”は「砂に枯木で書くつもり”さよなら”と」の部分までが流れます。  そしてここで”おわり”の文字と共に、番組は終わってしまいます。

最後はこの時代らしく、少し駆け足でした。そして続編があればいいなと期待させる小倉さんのナレーションでしめくくられました。きっとさやかは、再び鴻南学園に戻ってきていると思いたいです。

これにて全話のレビュー完了です。本ブログを終了する訳ではありませんが、当時の放送日程に合わせ、毎回の更新ごとに30周年というスケジュールで完走することができて正直ほっとしております。

拙い文章でこの番組の魅力をどこまで伝えることができたかは自信は無いですが、少しでもこの番組の事を思い出して頂ける人、放送を見たいと思う人が増えて、想いが実現する一助になればと切に願ってます。半年間お付き合い頂きまして本当にありがとうございました。
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24話 涙の別れ さやか先生 その1

第24話「涙の別れ さやか先生」(1988年3月27日放送 脚本 溝田佳奈氏、監督 江崎実生氏)

冒頭、小倉さんのナレーションで、映像ダイジェストをバックにこれまでの流れを解説。
「四国、高松から教師になる夢を抱いて上京してきた一条寺さやか。ところが赴任した中学は吹き溜まりの鴻南学園。更に突如現れた謎の美女に狙われて妨害の数々。必死に切り抜けてきたさやかだったが、探し求めていた瞼の母のスキャンダルに巻き込まれ、愛する鳩山とも何やらややこしい三角関係。さやかの出生の秘密も暴露されての最終回、さて一体、さやか先生はどうなるの?」

ダイジェストは1話の修行シーン、17話の友竹、20話の克代、21話の鳩山とさやか、23話でミカを鼓舞するさやか等で構成されてます。

廊下で学園長と行き会うさやか。目を逸らして自室に入る学園長、後について自分も学園長室に入るさやか。
さやか「心配なんです。克代さんが言ってた15年前の事件の事。」、学園長「さやかさん。」、さやか「学園長先生が学園のお金を使い込んだなんて嘘ですよね?」、「それは・・」と明言を避ける学園長。

前回の中では使い込みの話無かっただけに唐突ですが、どこかのタイミングで、克代がこの話を色々なところに流布したのでしょう。30分番組なので、どうしても整合性取り切れてないケースは出がちです。

さやか「何か訳が有るんですね?」、顔を曇らせる学園長。さやか「話していただけませんか?私、力になりたいんです。何か役に立ちたいんです。」

学園長「いいの。心配しないで。」、さやか「私ではだめなんですか?」返事が無い事から、「私ではだめなんですね」と落ち込むさやか。学園長「ごめんなさい。これだけは言えないの。」と答える学園長。そのままオープニングです。

学園長室から肩を落としぎみに出てきたさやかに、「元気出せ。元気」と声を掛ける鳩山。振り向いたさやかに「どう、今夜あたり一杯?君の奢りで」と誘う。微笑するさやかです。今のさやかには鳩山はいつも以上に貴重な存在になってると思います。

校務員室で電話をしている国枝、横に立って聞いている山形。位置が逆転しているのが面白いです。国枝「視察官?我が校に教育委員会から視察官がくるんですか?」

相手は自動車電話で話している克代。「分かってるわね。折角お神輿あげたんだから、うまく担ぐのよ。これが最後の手段なんだから。」、国枝「最後の手段と言いますと?」と聞いていると、受話器を取り上げながら山形。

「はい。そのことでしたら、わかっております。学園長の学園私物化の件ですね。それで事情聴取にいらっしゃる。はい。それで一件落着。学園長のリコール、一条寺さやかのクビ。そして私の返り咲き。一気に学園長を!」と言っていると国枝が受話器を奪う。国枝「学園長は私です。」と宣言、再び受話器を奪い「では私、理事長。」と言っている山形。その会話を校務員室の前で聞きつけ、「大変」と走っていくミカ。

そして2年A組の教室「大変、大変、大変」と駆け込む。力子「なんだよ。ミカはいつも大袈裟なんだから」、ミカ「さやか先生が」、一郎「なに?さやか先生がどうしたって?」と軽く聞く。ミカ「クビ・・。クビになっちゃうって」、それを聞き、「え~!」っと大騒ぎになる面々。

廊下、「これはどうも、むさくるしいところへ」と言いながら、視察官を案内する国枝と山形。3人を取り囲む2年A組の生徒たち。視察官役は「踊る大捜査線」の署長役で有名な北村総一郎さんです。役名は山本だそうです。
山本「なんだね?君たちは?」、国枝「うちの学園の生徒たちです。」と答える。

山本「生徒に何か用は無い。私は学園長に用があるんだ。」、京子「そっちには用が無くても、こっちにはあるんだよ。」止めようとする国枝をどけよと押しのける京子。山形「待て!待たんか君達。この方をどなたと心得る。畏れ多くも先の副将軍・・じゃないだろうが。恐ろしい教育委員会の視察官であるぞ。」

この伊東四朗さんのセリフ個人的にはとても、好きなんですが、今どきの子はこのネタ分からないかもですね。
一郎「はい、下がって、下がって。」、力子「分かってるよ。そんなことは。だから人質に取るの。」と視察官を連れて行ってしまう生徒たち。

山形「おい!今何て言いました?人質というのはどういう事なんですか?」そして顔を見合わせ走っていく山形と国枝。職員室に「大変です」と駆け込むと、一郎の声で放送が流れる。「全校生徒諸君に告ぐ。我々2年A組はこれより教育委員の視察拒否を訴えて、ストライキに突入する。」、思わぬ事態に焦る山形と国枝。

「我々は、学園長並びに一条寺先生の留任が聞き届けられるまで、ストを続行する。なお人質として視察官を預かっている。」、「助けてくださ~い」とみっともなく叫ぶ山本。

「以上」と放送を打ち切る一郎。鳩山「へー。やってくれるねえ。あいつら」、さやか「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ。」と走っていくさやか。「俺も行く」と鳩山に、ひみこたちもついていく。「早くいかんか」と国枝を押し出す山形。再び逆転してます。そして瀬下邸に電話を掛ける山形。

克代「ストライキとは飛んで火にいる夏の虫だわ。」と電話に出ると、「今、春です。」と告げて克代に平手打ちをくらう烏山。全く役立たずな烏山ですが、克代邸にいるのはきっと大人の関係という事なのでしょう。しかし、最初から強敵イメージは無かった烏山ですが、後半ダメさに拍車掛かってる気がします。

「そのままストライキを続けさせなさい。」と電話を切る。「視察官が人質に取られたなんて事が事件になったら、こちらが手を下さなくても生徒達は退学。一条寺さやかはクビ。園長は追放。これは行ける。」とほくそ笑む克代。確かに今までより、行けそうな内容と思います。自分が仕込んだネタが思わぬ形で派生したという事でしょう。

生徒たちが立て籠もる視聴覚放送室前で説得する教師たち。さやか「みんな聞いてちょうだい。あなたたちが学園長先生や私の事を心配してくれる気持ちは分かるけど、こんなことをしたら、この学園は取り返しがつかなくなるのよ。」、鳩山「その通りだ。お前たちだって、ただじゃ済まん。そんなことになったら、一番悲しむのはさやか先生じゃないか。そうなってもいいのか?お前たち。」と説得にあたる。

さやか「出てきて、話し合いましょ。視察官の方だって、話し合うために来られたんだから。」、良太「本当かよ?話し合うために来たって?」と山本を問い質す。山本「勿論だとも。」、ミカ「さやか先生、クビにするために、来たんだろうが。」と山本のネクタイを引っ張りながら聞く。

山本「そんなこと、誰が?私はね。噂が事実かどうかを調査しに来ただけですよ。」、力子「本当か?」、「本当です。」とビビりながら答える山本。太平「どうする。水木?」、一郎「そういう事なら、ここに閉じ込めておいてもしょうがねえな。」、鳩山「おい、どうした?」、ひみこ「あ?出てくるざますよ。」

出てくる生徒たち、「良かった」というさやかに、友竹「安心するのはまだ早いよ。」、鳩山「まだ何かやろうっていうのか?お前ら。」一郎「どうぞ。あなたからご説明を。」、やはりこういうことは一郎が仕切るのが似合います。

山本「この度、こちらに伺ったのは、学園長による学園私物化のうわさが本当かどうかと言う件で・・。」、友竹「そんなことはどうでもいいから、要点をはやく言えよ。」、山本「ですから・・。あの、査問委員会を代表して、私がですね・・」、友竹「てっとり早くいやあ、公開尋問しようっていうんだろ。」さやか「公開尋問?」

一郎「学園長を尋問するというのなら、我々生徒を含めて全員の前で行ってもらおうという事になったんです。」、「そうだ。そうだ。」と同調する生徒たち。
査問委員会の会場、教師、そして生徒たちが集まっている。国枝が克代を案内してきている。鳩山「あれ?瀬下克代だ。」、さやか「どうして、ここに?」と不審がる二人。

演壇の前にいる山形と国枝。国枝「皆様。ご静粛に!」、山形「え~、ただいまより教育委員会の臨時査問委員会を開催いたします。それでは委員会代表、視察官どうぞ。」と紹介。

山本「え~、私が視察官の山本と・・」と言いかけたところで、「早くやれ、早く」と野次る友竹にビビりながら始める山本。「問題は野々山百合子学園長が鴻南学園を私物化してるかどうかという点にあります。」

「そこで明らかになっている点は、一条寺さやか教諭が実は学園長の実子であったということ。次に今を去る事、15年前、野々山学園長が鴻南学園の公金を使い込んでいたという事。」質問の間、やりとりを見つめるさやか、鳩山、平、そして山形、国枝。

「これは何のために使われたかは不明ですが、当方の調査によりますと揉み消しの痕跡が見られます。これらが事実かどうかをお答えください。学園長。」と続ける山本に、「事実です。」と冷静に答える学園長。

学園長の意外な言葉を聞き、思わず立ち上がろうとするさやか、押さえる鳩山。

学園長を冷たく見つめる克代、成功を確信したのか、ほくそ笑む山形と国枝。

山本「ということは15年前、公金横領に失敗した学園長が、次に隠していた実子を学園内に引き入れ、次期後継者として育成、鴻南学園の完全私物化を図ろうとしていたと言われても異存ありませんね?」と詰問する山本。
「私物化?」と騒ぐ良太達。「いいえ、違います。学園長はそんな方ではありません」と思わず立ち上がるさやか。

山本「何ですか?あなた。」と聞かれ、「娘です。学園長の娘です。」と返すさやか。
山本「あ、はあ、はあ、問題の。隠し子ですか。」、平「失礼なこと言わないでください。さやかさんはれっきとした学園長先生のお嬢様です。」

学園長「平さん」と制するが、「平さん、お願い。知ってることを話してください。15年前何があったのか。本当の事を教えてください。」と涙ながらに訴えるさやか。学園長「いけません。平さん。何も言ってはいけません。」、さやか「平さん、お願い。母を・、母を助けて。」と必死に懇願する。さやかを席へと戻す鳩山。

平「学園長、お許しください。」、「平さん。」と止めようとするも、平の決意の強さを感じたのか、それ以上何も言わない学園長。

平「私が真実を申し上げます。」、まっすぐに平をみつめるさやか、克代もじっと平を見つめている。

平「15年前、公金横領の罪を犯したのは学園長ではありません。この私です。当時、鴻南学園の教師であった私は、高額の治療費を必要とする病気の妻がおりました。その治療代欲しさに、私は学園のお金をつい使い込んだのです。それを知った妻は自殺しました。その事実を気づかれた学園長はまだ幼い娘を不憫に思われて、私財を投じてその金を始末してくださったのです。」

この独白を平にさせていることに、心が痛むのか涙ぐんでいるさやか。

平「このことは学園長から固く口止めされておりました。でも私はいつかはこのことは言わなければならないと思い続けてきたのです。ただ、このことが明らかになって、学園長まで共犯の罪が及ぶのではないかと・・、それが気がかりで私は今までずっと黙って参りました。申し訳ありません。悪いのは私です。学園長に罪はありません。先生は潔白です。」

平の独白を聞き、立ち上がり歓声を上げる2年A組の生徒たち、ひみこ、森永、平を冷たく一瞥しその場を去る克代。「克代」と呟く平。

さやかに歩み寄り「許して。さやか」と告げる学園長に「許すことなんてありません。お母さん。」と返すさやか。力強くお互いの手を握る二人。二人を見つめる鳩山。さやかにとっては初めて「お母さん」と心から呼べた幸せな瞬間だったと思います。二人を複雑な表情で見つめる鳩山。ここでCMです。



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こんな学園みたことない!最終回から30年

ご訪問ありがとうございます。
30年前の今日、1988年3月27日が、奥田圭子さん主演の「こんな学園みたことない!」の最終回の放映日です。残念ながら、放映後再放送もないので、ご存知ない方も多いと思いますが、自分としては詳細レビューしてもまだ語り足りない魅力ある番組でした。

節目なので、何か記事を乗せたいと言うことで、最終回一話前のエンディングと週刊テレビ番組の紹介記事を載せておきます。23話エンディングは、ご覧の通り、最終回前バージョンになってました。こういう点も色々丁寧だと思います。



最終回の放映時間前に、ビデオとテレビ雑誌をみかえして、本放送に備えていたイメージで捉えていただければと思います。


最終回の24話のレビュー本編は、予定通りに明日公開しますので、宜しくお願いいたします。
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23話おまけ&24話予告

23話終わりました。いよいよ最終回を残すのみとなりました。最後までお付き合い頂ければ幸いです。
さて、今回はいよいよさやかの出生の秘密が明かされました。大方、皆さま予想されてた通りだとは思いますが、事実を受け入れることに苦しんださやかでした。

ただ、さやかを思って走る生徒たちの力を受け、笑顔で締めくくることができました。最終回も笑って迎えることが
できればよいなと30年前も思ったことを思い出しました。


では、今回の衣装です。杢グレーのワンピース、前あきのハーフジップ、肩パッドつき、そしてアームバンドで袖を調整してます。


スカートはひざ丈のフレアー、黒ストッキングにパンプス、そして小さなイヤリングがアクセントです。今回、苦悩するさやかを衣装の面からも引き立ててます。


衣装が語るのは、国枝のチェックの三つ揃いスーツに蝶ネクタイと山形のパーカーもですね。お二人とも、正直似合ってないのですが、前回までとシフトが変わったことが衣装ではっきりと語られてます。


続いて、いつもの赤いジャージです。イン含め前回までと同じだと思いますが、今回は鳩山も恐らくセシール製の青いジャージですので、お揃い感あって、鳩山がうらやましい限りです。


失礼ながら、ミカの父、太助さんこと、粟津さんをトドみたいな状態でキャプチャしてしまいました。
本放送時、ミカ役が渡辺千秋さんに代わって、親子のシーンに乗り切れない部分あったのですが、今回改めて見て、そういう気持ちは無くなりました。圭子さんと渡辺千秋さん、天使のアッパーカットで共演済みの様ですので、既に気心しれてたのかもと思ってます。そういう意味でも来月のTBSチャンネル見なくちゃですね。

冷静に考えると唯一のミカ主役エピソードかと思います。(3話は主役というにはちょっと違うかなと思います。)

ワルキューレさやか、一度落ち込みながらも、自分を鼓舞し、変身したさやかでした。戦闘時間短かったですが、生徒の危機を見事救いました。またも鳩山に目撃されてしまいました。次回どのような結末になるのでしょうか?


倒しきれなかった烏山の妨害により、ミカがピンチとなりましたが、その危機を救ったのは、黒い天使でなく、ミカ自身の精神力という事で、黒い天使との訣別を予想される流れかとも思います。


さて、いよいよ最終回の予告です。
「ワルキューレさやか、黒い天使の最後の闘い。この学園と生徒の為に、私はすべてを捨てて戦うわ。そしてこの学園に本当の平和を!素晴らしい学園に戻すわ。学園長の本当の秘密とは。ついに暴かれるこの学園の謎。いよいよクライマックス、本当の悪い人は誰?こんな学園みたことない!どうぞよろしく。」

最終回にして、予告で初めてワルキューレさやかと言ってます。
(2話の予告がないので、もし2話で言及してる様でしたら情報頂ければ幸いです)

当時のテレビジョンの記事も貼っておきます。

それでは次回、いよいよ、最終回、ミカの様に全話レビューも完走したいと思います。宜しくお願い致します。
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23話 さやか先生 暴露された真相 その2

23話 「さやか先生 暴露された真相」の続きです。CM明け 瀬下邸に国枝と烏山が訪れている。克代「あれだけセンセーショナルにやったっていうのに、何も起こらないなんて、どうなってるのよ?」と怒気を強める。

国枝「いやー。職員も生徒も突然の事態にただ戸惑っているだけで。はい」、克代「こうなったら、そのマラソン大会をぶっ潰すしかないわ。」、烏山「鴻南が最低の学園だと印象付けて、新入生をゼロにする。学園を崩壊させる。」、克代「方法は任せる。うまくいったら、不動産事業の援助をしてあげてもいいわ。」、烏山「宜しくお願い致します。」、克代「あなたには園長の後釜をね。」

「はい!よろこんで。」と揉み手をしながら、にこやかに返事する国枝。しっかり肩書が人を変えてますね。
でも新入生ゼロになると教頭の立場は?という気がします。後、あそこまでの克代の独白がスルーされている状態というのも、地味に面白い状況です。克代ならずとも愚痴りたくなるでしょうね。

小倉さんのナレーション「そして、その当日がやってきました。さて、どうなるのか?」と共に、会場が映る。

「さやか先生、遅いな。」、「やっぱ落ち込んでるのかな?」、「あれからずっと元気ないもんな。」、「当然よ。全校に出生の秘密が暴かれたんだもの。私だったら学校にもこれないな。」、「教育委員会にでも知られたら、学園長の教育の資格が問われるんじゃない?」と口々に心配する生徒たち。

友竹「さやか先生もクビになんな。」、ミカ「そんなのないよ」、ドジ子「可哀そう・・。」、一郎「だから、今日はみんな頑張ろうぜ!さやか先生の為に!」、一郎の言葉に対し、「おー」と気合を入れる面々。

さやかが生徒たちに鉢巻を配っている。友竹「先生、元気出せよ。」、ミカ「私たちもさ、マラソン頑張っからさ。先生も頑張ってよ。」、そしてさやかに励ましの声を掛ける生徒たち。

さやか「ごめんね。さあ、みんな鴻南学園の為に、力の限り、走ってね。」、後ろの力子が金太郎さんみたいないい笑顔で可愛いです。観客席で応援しているひみこたち。「フレー、フレー鴻南!」と声援を上げている。
号砲とともに走り出す生徒たち。その後ろを自転車でついていく鳩山、さやか。ここから青い蜜蜂が歌詞入りで流れ出します。鳩山「最初から飛ばしちゃ駄目だ。ペースを守れ!」とメガホンで言っている。

走ってくる生徒たちの様子を伺っている烏山。そして生徒たちが走っていたのを見て、「おい」とランニングスタイルの手下に声を掛ける。マラソンの列に横から入りこんでいく手下たち。ただのオッサンです。

そして、追い越すふりをして横から広太郎たちの足を蹴って転倒させてしまう。倒れている二人の所に駆け寄る鳩山、さやか。ここで「蜜の匂いが・・」という歌詞の部分が音声おかしいです。確か放送をカセットテープに録音した分もおかしかったので、うちのビデオだけの不具合では無いと思います。

「負けるな。立ち上がれ」と声を掛ける鳩山。一郎「気合いだ。気合い」、さやか「頑張って。」と声を掛ける。何とか立ち上がって走り出す広太郎たち。「それでいいんだよ」と後を追う鳩山。

ミカが河原をがんばって走っており、次々と他校の生徒たちを抜かしていく。それを見て、「ミカいいぞ。その調子だ!」と声援を送る鳩山。太助がのぼりを持って、「ミカ、頑張れよ。俺がついってからな。」と応援にやってくる。そ父を見て頷くミカ。年頃の娘ですが、とても素直です。鳩山「親父さん、後ろ乗れば?」と声を掛けると、「何言ってんだ。娘ががんばってんだ。俺だって負けてらんねえよ。」と返す。

それを聞き、「そりゃ、そうだ。じゃあお先」と走っていく鳩山。二人乗りが普通だった時代だなあと思います。今なら叩かれそうです。その後も、「ミカ~。頑張れよ!」と声援を送る太助、ここで青い蜜蜂は終わります。

さやかは自転車で皆を追ってゆっくり走っている。「ミカ、頑張れよ!行け~。」と叫んでいる助けをじっと見て、頭の中に平の「子供を思わない親はこの世の中に一人もいません。」言葉がリフレインしている。そして、学園長の「あなたは私の娘です。」と語った時のことを思い出している。

折り返し点、孝介達がトップを走っている。孝介「あれ、俺たち一番じゃん。嬉しい。」と言いながら走っている。周りをガタイのよい男たちが囲んでいる。友竹「おい、変だぜ!あいつら中学生じゃねえよ。」、一郎「孝介達を囲んでたやつらだろ。俺も気づいてた。見かけない顔だしな。」、友竹「目離さない方がいいな。」、一郎「いやな予感がする。」と走る。

そしてコースの途中で男たちが孝介達を連れ出す。少し遅れて友竹「こっち行ったぜ!」と様子を見る。「あれ?」、「消えちまった。」と戸惑う二人。一郎「どこかへ連れていかれたんだ。」、友竹「何てことしやがる。許せねえ。」と行方を追う。自転車でついていた鳩山「おい、お前らどこ行くんだ?そっちはコースじゃないだろ。」

オッサンたちに殴り倒されている生徒達。鳩山も「やめんか!」と止めに入る。

少し遅れて追いつくさやか。「先生、元気出せよ。」、「私たちもマラソンがんばっからさ。先生も頑張ってよ」という生徒たちの言葉を思い出す。「私が負けたらみんなも負けるんだ。私が落ち込んだらこの学園は駄目になる。私やるわ。」と意を決する。

善戦した鳩山も押されだしている。そこに飛んでくる2本のヌンチャク。ワルキューレさやか登場。手下たちを次々倒していく、生徒たちを逃がす鳩山。

手下たちを倒したのち、隠れていた烏山を引きずり出し、ヌンチャクで倒すさやか。

そして去ろうとしたところに駆け寄ってくる鳩山。「もう一度聞く。君は誰なんだ?教えてくれ。俺は」と詰め寄るも、首を振りその場を去る黒い天使。「俺は君を・・」とその背中を見つめる鳩山。


マラソン大会、ミカが順調に走っている。「頑張れよ!ミカ。」と太助は引き続き応援、さやかも自転車で並走し、「ミカちゃん。頑張って。トップよ」と声を掛けている。

「よーし!ミカ、その調子だ。」と喜ぶ太助。そこに自転車で追いついてくる烏山。木刀をミカに向かって投げ、命中させる。転倒してしまうミカ。確かにここでの烏山、コメント頂いていた通り、ゾンビみたいです。

「いた」と苦しむミカに、追いついてきたさやか「ミカちゃん、立つのよ。しっかりして。独りで立つの!」思わず駆け寄ろうとする太助を制しながら、「ダメです。手を貸したら失格です。ミカちゃん、独りで立つの」とミカを鼓舞。ここでSingle Womanのインストが流れ出します。

「ミカ、立つんだ。立ち上がるんだ。」と必死に声を掛ける太助を見て、再び平の「子供を思わない親はこの世の中に一人もいません。」という言葉、そして学園長の涙をを思い出すさやか。

太助「ミカ、立て。頑張れよ。」、さやか「ミカちゃん。立つのよ。頑張って。」、太助「ミカ、立てよ。頑張れよ。」と声を掛けている間に次々と抜かされていく。友竹、一郎、そして他の生徒もも立ち止まりミカに声援を送る。そして鳩山も追いついてきて、更に声援の輪が広がる。「あと少し。」、「もう一息だ」と声を掛ける。

そして皆が見守る中、遂に立ち上がるミカ。足を引きずりながら走り出し、グランドに戻ってくる。観客席、ひみこが「青木ミカが来たざますよ!」とそして、皆で声援を送る。このシーン、サッカーの時と同じ観客席ぽいです。

ここからSingle Womanの2番の歌詞が入ります。鳩山「もう少しだぞ。」、さやか「頑張って!」とグランドの入り口で声を掛け、自転車を停める二人。フラフラになりながら追いついてくる太助。さやか「ミカちゃん、ファイト!」と声援を送る中、他校の生徒を抜かしていく。「いいぞ!」と拍手をするさやか。

鳩山「よーし、後一人だ。あきらめるな。」、その後ろから、「ミカ~、ミカ~!」と絶叫する太助。そしてまた1人を抜かす。「ミカ―、頑張って」、「ファイト!」、「みんな見てっぞ!」と声を掛ける力子、友竹、一郎。じゃあ、手負いのミカでなく、君らががんばれと思わなくもないのですが、ここは素直に見守りたいと思います。

鳩山「あと1人!」、さやか「頑張って!」と応援していると二人を押しのけ、前に出てくる太助「ミカ~」と手を回しながら絶叫する。後ろで笑ってる古尾谷さんと圭子さん、絶対素です。鳩山、さっきも「あと一人」と言ってた気がしますが、アウトカウント間違えてたのでしょう。(野球じゃないですね。すいません。編集の手違いぽいです。)

最後にトップでテープを切るミカ。ミカに駆け寄る太助、鳩山、さやか。ミカの優勝に沸く観客席。ミカ「先生、頑張ったよ」と呟きながら、小躍りする太助、ミカ、さやか。


何故、あれだけ止まってなおかつ怪我をしたミカに誰も勝てないのか?その間に他の選手頑張れば?と思わなくはないですが、きっとミカが超中学生級の走りができるものと理解しておきます。どちらにせよ、この笑顔で帳消しですね。(こればっかりですが、世の中、その方が楽しいと思います。)

小倉さんのナレーションで締めです。「どうやら立ち直ったようですねえ。さやか先生。だがいよいよ来週は最終回、大詰め。何がおこるかわからない。こんな学園!さやか先生頑張って。」
ナレーションで、いよいよ次回が最終回という厳しい現実が突きつけられました。自分も終わってしまうさみしさを改めて感じたくなくて、最終回は極力見ないようにしてましたが、いよいよ来週です。宜しくお願いします。
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プロフィール

夢 時次郎

Author:夢 時次郎
奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」30周年を記念し、レビュー実施しました。関連する記事、画像につきましては、時代背景をご理解頂く為に引用させて頂いております。全24話詳細レビューは書庫”全話レビュー”にあります。
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