「魔境大洞窟」女木島 その2 

「こんな学園みたことない!」高松聖地(ロケ地)巡りの件、前回に引き続き女木島編をお送りいたします。
さて、前回の展望台の謎をもやもやした気分で抱えたまま、次の聖地、大洞窟へと向かいます。


大洞窟は同じタイミングでバスで来られた人達は既にいなくなってました。
年配のボランティアガイドの方が、バスの時間と全く違うタイミングで来た我々二人に「歩いてきたんですか?」と戸惑われてました。「いや、先に展望台に行ってたんで・・」と返答しながら、洞窟のシーンの写真を見せ、「これはここの洞窟ですよね?」ともしかすると当時のロケの事をご存知かもしれないと淡い期待を持ちながら質問してみますが、「あ、そうですね。」とここもきわめて薄い反応です。

そのうえで、ここでもドラマでの展望台画像を見せ、建て替わったのかを質問してみますが、「いや、私、良く知りません。」と言う反応です。一生懸命質問しすぎたのか、「取材ですか?」、「どこの会社の?」と逆に質問されてしまい、「いえ、ただの個人の観光です。」と慌てて返します。

先程のバスのお客さんたちには、ガイドさんがついておられたんですが、我々二人には「どうぞ勝手に入ってください。」とやばい奴らと思われてしまったのか、放り出されました。ただ、逆に我々には好都合です。

この洞窟では、京子達の誘拐を狂言と疑いまだ呑気な鳩山、そして電話の男の声に聞き覚えがあり、警戒しているさやかの二人が殺し屋に襲われるシーンが撮影されています。


まず洞窟に入っていく我々二人。鳩山が「頭、気を付けて」と言いながら入っていく場所ですね。



本編でも書きましたが、銃声に驚き、さやかは思わず鳩山にしがみつきますが、命の危険が迫ってると言え、鳩山羨ましすぎです。

そして暗闇の中に笑いながら、現れる殺し屋です。


銃を打ち込む殺し屋に鳩山が石を幾つか投げますが、当然命中しません。次にさやかが投げますが、こちらは見事に命中します。ライトの都合もあり、また逆向きですが、再現してみました。





これは自分はギャグシーンだと思っていたのですが、一条寺拳法には印字打ちが伝承されている証左だというコメントも頂きました。このシーンの真相が明かされる日が待たれますね。

洞窟には蝙蝠もいたりと、なかなかの迫力です。空気もひんやりとしています。
後、ガイドさんが事前に説明してくれていた高校生の作品と言うオニノコ瓦というものも展示されてました。
中にも鬼たちがいます。やはり退治されていなかった様です。



さやかたちはそのまま元の入り口に出てきてますが、洞窟を抜けると出口は全く違う場所に出てきます。

お面をかぶったままですが、一応顔出しパネルにはめ込みしてみます。なんかシュールな感じになってます。
因みに文字が分かりにくいですが、鬼ヶ島謎の洞窟と書いてあります。

この洞窟、ガイドさんによると平成元年にリニューアルされたらしいのですが、入り口の看板以外、余り、当時との違いは判りません。リニューアルは番組直後ですが、瀬戸大橋の開通に合わせてリニューアルされたという事なのでしょうね。さやか達はともかく、殺し屋は入場料払ったのでしょうか?気になるところです。


展望台も、もしかして同じタイミングでと思い、高松から帰った後、展望台の事をWikiで調べてみますが、1997年に鷲ヶ峰展望台が、完成という記述はあるものの、それ以前については明確な記述がありません。当時の展望台と違う事は間違いなさそうですが、地元の方の反応が非常にもやもやしてます。

先程、取材と間違えられたので、どうせなら「テレビ局の前乗りです。あなたのコメント次第で後日改めてクルーきますよ。」位の事を言って、もう少し情報引き出す根性が必要だったかなと少し後悔します。

後は、港の観光案内所で確認する位しかないなと思いながら、バスを待ちます。
残念ながら、引っ張る内容ほとんどないのですが、ちょっと長くなってきましたので、強引に次回に続きます。
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コメント

No title

> めぐめぐさん
またまた、コメントとナイスをありがとうございます。
そちらのブログのPAも凄いですね。京都映画の作品好きとしては是非行ってみたいですが、東北道も最近乗ることないので、残念ながら、なかなか訪れるチャンスなさそうです。

ロケ地巡りですが、皆さん口をつぐまれているかの様に、反応薄いです。
こちらが無駄に熱すぎるゆえのギャップかもしれませんが・・。
次回、引っ張るには・・なのですが、薄めに期待しておいて頂ければ幸いです。

No title

> リトルノさん
いつもありがとうございます。ご指摘の通り、洞窟から展望台は近いです。
リアルな位置関係でも、殺し屋を引き付けられます。
カーチェイスは、瀬戸大橋から、決着の某所まで約40Kmありますから、だいぶ追跡から逃げてますね。

洞窟 450mだそうです。対峙した場所特定できていないのですが、割と入り口に近い方ではないかと思います。

展望台は築20年といわれても、違和感はないです。最初30年選手かと思いながら、
撮影してました。

No title

おはようございます♪

またまた楽しいロケ地レポ、笑わせて頂きました。
ナゼか皆さん反応が薄いんですね^^;
次回、何か新情報が出てくるでしょうか…
楽しみにしておりますね(^o^)

No title

前回の記事でアップされていた絵地図で分かりましたが、展望台と洞窟って、さほど離れていない位置関係なんですね。
洞窟から脱出→さやかさん、意を決して変身→殺し屋を引き付けて展望台での対決…という流れは、リアルな位置関係に即したものと言えますね。

逆に瀬戸大橋の展望台からのカーチェイス、リアルだと相当の距離になるんじゃないかと?複数の市町村を跨いだことになりそうなので…。

洞窟って、全長どのくらいの距離になりますか?殺し屋と対峙した場所は、入口からどのくらいの位置になるのでしょうか?ちょっと気になった次第です。

展望台、もし現在のものがWikipedia掲載の通り1997年完成だとしたら、築20年以上ということになりますが、実際ご覧になって、築20年以上の雰囲気は感じられましたか?
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プロフィール

夢 時次郎

Author:夢 時次郎
奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」30周年を記念し、レビュー実施しました。関連する記事、画像につきましては、時代背景をご理解頂く為に引用させて頂いております。全24話詳細レビューは書庫”全話レビュー”にあります。
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